春季高校野球近畿大会は決勝戦が行われ、京都国際が智弁和歌山に3-2で勝利し優勝した。2年生左腕の西村一毅投手が完投した。
左腕エースの系譜
昨日の準決勝では3年生の左腕エース・中崎琉生投手が天理を9回1失点に抑えて勝利をしたが、この日の決勝戦は2年生左腕の西村一毅投手が先発した。
序盤は四球が多く、ランナーを背負う投球となったが、4回まで無失点に抑える粘りを見せる。5回に3安打で1失点、7回にも安打と味方のエラー、四球でピンチから犠牲フライで1失点をしたものの、それ以上の追加点を与えずに粘ると、味方がその裏に同点に追いつき、9回にサヨナラで勝利した。9回5安打4奪三振5四死球2失点の完投勝利でチームを優勝させた。
「試合前は、打たれるかな、と心配でした」と話すが、強打の智弁和歌山を抑えた。前日には中崎投手が完投しており、2試合連続で左腕が完投勝利を挙げた。小牧監督は「森下みたいになりたい、と来てくれる。活躍が受け継がれ、伝統になってきたのかな」と話し、森下瑠大投手(2022年横浜DeNAドラフト4位)が甲子園で活躍してプロ入りした事で、左腕投手が高校に集まるようになった。
昨年は杉原望来投手(2023年広島育成ドラフト3位)、長水啓眞投手(2023年福岡ソフトバンク育成ドラフト8位)と、森下投手を受け継いだ2人の左腕がプロ入りした。中崎投手、西村投手もエースの系譜を受け継ぎ、そしてプロ入りを目指す。
近畿屈指の左腕王国となっている京都国際、春秋通じて近畿大会を初制覇した。
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