作新学院で1年時から怪物候補と注目された小川哲平投手が、JR東日本に進みドラフト1位でプロ入りを目指す。
「誰が見ても1位と言われる力を」
作新学院で最速148キロの速球を投げ、ドラフト上位候補として注目されていたものの、ドラフト会議では指名漏れとなった小川哲平投手、春からJR東日本でプレーし3年後のドラフト1位での指名を目指す。
1年の春から主戦投手として活躍をすると、2年春、3年春のセンバツに出場した。しかし2年時はその力を見せたが、3年時は期待を上回る投球をすることができなかった。夏前に球威などが戻ってきて栃木大会では4試合29回1/3を無失点に抑える好投を見せていたが、夏の甲子園に出場することはできなかった。
それでもドラフト会議では、1年時からの活躍やその素質が評価されるかと見られたが、12球団からの指名は無かった。社会人でのプレーを目指していたが、JR東日本に進むことを決め、「誰が見ても1位と言われる力をつけたい」と誓った。
同じ栃木県出身で佐野日大の田嶋大樹投手が、同じく高校卒でJR東日本に進み、3年目の2017年のドラフト会議でオリックス、西武から1位指名を受け、オリックスで活躍をしている。小川投手も「社会人では155キロまで球速を上げて、自分も1位でプロへ行く」と話し、栃木の先輩に後を追って2027年のドラフト会議で1位指名でプロにいく決意を示した。
その実力は十分ある。大型の投手が育つJR東日本で、150キロの速球と変化球を織り交ぜる投手として活躍したい。
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作新学院の「江川2世」小川がJR東日本へ 最速148キロ右腕「誰が見ても1位と言われる力をつけたい」 - スポニチ Sponichi Annex 野球
「江川2世」こと作新学院(栃木)の最速148キロ右腕・小川哲平投手(3年)が、社会人野球のJR東日本へ進むことが9日、分かった。今秋ドラフトは悔しい指名漏れを経験したが「誰が見ても1位と言われる力をつけたい」とドラフト解禁となる3年後のプロ入りを目標に掲げた。
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