金足農・吉田大輝投手が亜大進学へ、兄・輝星が指導受けた正村監督に師事し4年後目指す

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金足農業の最速147キロ右腕・吉田大輝投手(3年)が、プロ志望届を提出せず、東都大学野球リーグの名門・亜細亜大学への進学を希望していることが分かった。オリックスに所属する兄・輝星投手の背中を追い、2度の甲子園出場を果たした右腕は、兄が学ぶ可能性のあった正村監督の元でさらなるレベルアップを図り、4年後のプロ入りを目指す。

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兄が進む可能性のあった道を選び、兄と同じ場所へ

兄・吉田輝星投手が巻き起こした「金農旋風」から7年。同じユニフォームに袖を通し、2度の甲子園出場を果たした吉田大輝投手は、高卒でのプロ入りではなく、大学進学の道を選んだ。

進学先として希望しているのは、数多くのプロ野球選手を輩出している東都の名門・亜細亜大で、監督は投手育成に定評のある正村公弘氏だ。正村氏は八戸学院大の監督だった7年前に、吉田輝星投手の投球を指導しており、輝星投手はそのまま八戸学院大へ進学する予定だった。しかし、甲子園の準優勝によりプロの評価がうなぎ登りになると、進学と迷いながらもプロ入りを決断し、ドラフト1位で北海道日本ハムに指名されている。

しかし大輝投手は、4年間じっくりと実力を磨く決断を下した。兄がプロ野球で伸び悩んだ月日を見ており、オリックスに移籍してからリリーフとして活躍を見せ始めたものの、大学でしっかりと成長してからプロ入りを目指す事を決断、そしてその進路は兄が学ぶ可能性のあった正村監督のいる亜細亜大となる。

今夏の甲子園で敗退した際には、「いずれは兄と同じ舞台でやりたい」と将来的なプロ入りへの強い思いを語っていた。その夢を叶えるため、大学野球という新たなステージに挑む。

プロ志望届は9日に締め切り

プロ野球志望届は9日に締め切られ、高校生124人、大学生176人の計300人が提出した。吉田投手は提出を見送り、2029年のドラフト会議で上位候補となることを目指す。もし兄が大学に進学し4年間を送っていたらどうなっただろう。その応えを弟が示す事になるかもしれない。

吉田 大輝 プロフィール

  • 氏名:吉田 大輝(よしだ だいき)
  • 所属:金足農業高校 3年
  • ポジション:投手
  • 投打:右投
  • 主な特徴や実績:最速147キロの本格派右腕。兄はオリックス・バファローズの吉田輝星投手。2024年、2025年と2度の夏の甲子園出場。卒業後は亜細亜大学への進学を希望している。
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この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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