敦賀気比・平沼翔太投手が大阪桐蔭を完封、大阪桐蔭主力打者抑える

大阪桐蔭, 敦賀気比, 平沼翔太, 福田光輝, 青柳昴樹

 センバツ準決勝の第1試合、敦賀気比vs大阪桐蔭は、敦賀気比の平沼翔太選手が大阪桐蔭を4安打に抑えて完封、昨年夏のリベンジを果たした。大阪桐蔭は主力打者に当たりが戻ってこなかった。

4安打完封

 昨年夏の甲子園、準決勝のマウンドで平沼翔太投手は大阪桐蔭を相手に先発した。しかし5回0/3で9安打5四死球で自責点は12だった。あれから7カ月が過ぎ、平沼投手が再び先発の準決勝のマウンドに上ると、大阪桐蔭を4安打3四死球に抑えて完封した。お互いにメンバーも入れ替わったチームではあるが、成長を大きく見せつけた。

 この日は3完投の後の4試合目、夏の大会では暑さもあり疲労の中の投球だった。この日も疲労はあっただろうが、右腕は最速143km/hを記録するなど前3試合と同じかそれ以上の球威を見せた。7か月で大きく成長した。

 夏の敗戦の日に「9-15、絶対に忘れない」と日記に書いていたという。それが7カ月で11-0に書き換わる。

 

主力打者の当たり無く

 この日出場した大阪桐蔭の打者で、4番・青柳昴樹選手と、7番・福田光輝選手の二人、その時も青柳選手は3回対戦して2三振でノーヒット、福田選手も平沼投手に対しては3打数1安打だった。それから7カ月が過ぎ、二人はプロ注目のドラフト候補となりセンバツを迎えた。

 しかし青柳選手は今大会はここまで9打数1安打1打点4三振と当たりが無く、この日も4番で起用されたが4打数ノーヒット、2つの三振を奪われ、平沼投手を打つ事が出来なかった。福田選手も準々決勝でホームランを記録し上り調子にも見えたが、この日は4打数ノーヒット、昨夏の優勝を経験した二人が完全に抑えられた。

 プロも注目していた青柳選手は完全に不発だった。甲子園だけが全てではないが、大舞台で結果を出せるかどうかは、判断材料に入ってくると思う。まずはこの絶不調からいかに早く立ち直れるかだろう。福田選手はホームランも記録し、遊撃手としての守備力は評価を得た。しかし打順は降格し、昨年夏と同じ下位打線を打っていた。これから夏にかけて、チームの主力として活躍できるようになれるかで、将来が決まってくる。

敦賀気比高校のドラフト候補選手の動画とみんなの評価

大阪桐蔭高校のドラフト候補選手の動画とみんなの評価

 昨夏もエースだった。大阪桐蔭との準決勝では初回表に5点をもらいながら6回途中まで12失点。9―15で敗れ、先輩たちに「ごめんなさい」と謝り、号泣した。日記には「9―15、絶対に忘れない」と記した。日記は常に枕元に置いた。屈辱を忘れないためだ。この日も似た展開になった。「再戦の日が来ると信じていたが、こんなこともあるんだなと思った」。悪夢を振り払うように腕を振った。直球は今大会で自身最速の143キロを計測。117球を投げ、1点も許さなかった。


PAGE TOP