中日1位・石川昂弥選手、DeNA1位・森敬斗選手、阪神2位・井上広大選手が逆方向1号そろい踏み

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中日ドラフト1位ルーキーの石川昂弥選手、横浜DeNAドラフト1位ルーキーの森敬斗選手、阪神ドラフト2位ルーキーの井上広大選手が、ファームの試合で逆方向にプロ1号ホームランを放った。

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プロ1号は逆方向

中日の石川昂弥選手は、この日のオリックス戦の第1打席、オリックスのドラフト1位ルーキー・宮城大弥選手からややアウトコース寄りに入ったストレートを逆方向へはじき返すと、打球はグングンと伸びて行き、ライトのネットを突き刺すプロ1号ホームランとなった。

宮城投手とは昨年の侍ジャパンU18代表のチームメイトで、ドラフトでもオリックスが石川選手の抽選を外し、宮城投手を指名した経緯もある因縁の対決だった。

それにしても石川選手の打球は、軽くとらえているようでもグングン伸びていく。天性のアーチストの雰囲気十分で、将来は必ず日本を代表する4番となるだろう。

横浜DeNAの森敬斗選手もこの日、東北楽天の藤平尚真投手の147キロの高めストレートをたたくと、打球は逆方向のレフトスタンドに届いた。打った球は確かに高めだったものの、スイングスピードが素晴らしく速く、パンチ力も十分持っている。

また、阪神のドラフト2位・井上広大選手もこの日、広島との試合で4番ライトで出場すると、2回の第1打席で山口投手の外角のストレートを捉え、打球はライトスタンドに入った。「ボールをつぶせたという感触があったので、いい感じでした」と話した。

昨年の高校野球を彩った選手が、すでに活躍を見せている。この3人の1軍デビューも、そう遠くはないだろう。時代を変えるような活躍を期待したい。

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