元日本ハム・今関勝氏が弘前アレッズの監督に就任

社会人野球ドラフトニュース

 元日本ハムで強気の投球を見せて活躍した今関勝氏が、弘前の社会人クラブチーム、市民球団・弘前アレッズの監督に就任した。

弘前市職員

 今関勝氏はNTT関東から1992年に日本ハムに指名され、プロ野球では強気の投球で先発に一角にも入るなど1996年には11勝9敗、1998年には9勝6敗の成績を残した。しかし1999年に1勝しかできずに戦力外となると、アメリカ独立リーグでプレーするなどしていた。

 2008年から東北楽天ジュニアのコーチなどをしており、2015年1月に弘前市の市役所に採用され、文化スポーツ振興課の主査として、野球による振興を託されている。

 

市民球団の監督に就任

 弘前市では市民球団、2012年に市民球団として弘前アレッズを設立し、社会人クラブチームとして2013年の全日本クラブ選手権にも出場している。

 現在は部員15人だが、聖愛高校出身で140km/hを記録する下山 翔投手などが在籍している。

 弘前アレッズのドラフト候補選手の動画とみんなの評価

 

  今関氏は高校1年時にいじめにあって中退し、別の高校に入学した。そのため高校3年時には公式戦に出場できずWIEN BASEBALL CLUBで1年間プレーを続け、NTT関東で力を見せてプロ入りし、1軍でも活躍を見せた。引退後もアメリカ独立リーグや日本のクラブチーム、そして少年野球の指導など、これだけの経験をしている人は少ないのではないかと思えるほど、本当にいろんな経験をしている。

 それでも野球に携わって来たのは本当に野球が好きなのだろう。これがようやく花開き、弘前市職員として、またクラブチームの監督となった。

 弘前市の野球の取り組み、そして今関氏の指導者としての活躍を注目したい。

 今関新監督は「弘前の野球をトップレベルにするにはいい場だと思った。目標は日本一、プロ選手の輩出、少年野球などの指導者の育成」と話した。初采配は5月の都市対抗県予選になる見込み。ちょうどこの日が44歳の誕生日の今関さんが、公務員に加え社会人野球指導者としても再スタートを切った。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

yukiをフォローする
スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク
シェアする

コメント