東北楽天・安楽智大投手は1軍メンバー入れず、担当スカウト帯同など球団もいろいろな配慮

安楽智大

 キャンプ開幕を1軍で迎えていた東北楽天のドラフト1位・安楽智大投手だったが、この日行われたコーチ会議で1軍キャンプ帯同メンバーには入れられず、2軍で調整していく事が決まった。心身ともに疲れている安楽投手にいろいろな配慮をしている。

1軍帯同叶わず

 開幕1軍を目指していた安楽智大投手だったが、13日に久米島から沖縄へと移動する1軍メンバーを決めるコーチ会議において、このまま久米島で2軍メンバーと共に調整することが望ましいと決まった。大久保監督は「「もっと鍛える準備期間が彼には必要。開幕1軍を目指すのなら」と、開幕1軍を目指すための措置であることを強調した。

 元々1軍キャンプが決まったのも、大久保監督の目の届くところに置いて、「飛ばしすぎないように」するのが狙いだった。しかし1軍キャンプでは報道陣や野球関係者の訪問も多く訪れるなど注目度も高く、取材などで疲労もたまっていた。

 球団関係者は「心身ともに疲れきっている状態」と話した。

 

担当スカウトも残留

 この日の練習では、高村コーチが「力ませないように」と、他の1軍投手が練習を終える頃にブルペン入りし、捕手を2m程前に出させて投球を行った。疲れでややバランスを崩し、球のキレに納得の行っていない状態が続いていたが、「バランスは今日が一番良かった」と安楽投手は話した。

 また、久米島に残ることが決まった安楽投手に、球団は担当スカウトだった山下勝己スカウトを帯同させることも決めた。取材の心労に加え、実質的には2軍降格という事もあり、精神的なサポートをする。

 球団の宝に対しさまざまなサポートしているが、注目される疲労に「2軍に降格」という印象がつけられたりと、これだけの負担がかかってしまった事に対して、1軍キャンプスタートという判断が正しかったのかにもやや疑問が残る。

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 安楽はこの日、通常の位置より約2メートルほどマウンド寄りに捕手を座らせて、他の投手が投球練習を終えた時間を見計らって57球の投球練習をした。高村投手コーチは「力ませないように」と狙いを説明。

 沖縄本島行きを逃した悔しさは想像以上だったようだ。球団関係者は「(安楽は)心身ともに疲れ切っている状態」と指摘。精神面を支える必要があるとの判断で、高校時代から見てきた山下スカウトを2軍キャンプに残す。


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