ヤマハ・鈴木博志投手が155キロ、日本ハム、楽天が最高評価

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侍ジャパン社会人代表候補の1次選考合宿が行われ、紅白戦で今年のドラフト1位候補・ヤマハの鈴木博志投手が登板すると、自己最速の155キロを記録した。

3回2失点

この日の選考合宿では紅白戦2試合を行い、鈴木博志投手は2戦目のBチーム2番手で登板し3回を投げた。鈴木投手は昨年秋の足を骨折してから長いイニングは登板しておらず、3イニングを投げたのも2月のオープン戦以来だった。

2失点をしたものの自責点は0、軽く投げているように見えるフォームから常時150キロを超す速球を投げ、最速は155キロだった。「投げてみた感じは大丈夫だった。足をつく時間を長くして間を取るようにしたら、良くなってきた。8割の力で150キロが出る」と話す鈴木投手に、代表の石井監督も「すごい球だった」と話した。

プロも最高評価

この日は6球団のスカウトが視察に訪れ、北海道日本ハムの大渕スカウト部長は「投げ方に余力がある。1位になるでしょう」と話すと、東北楽天の仁村スカウト副部長も「今年これだけの素材はいない」と評価し、最高評価をつけた。

磐田東高校から3年目、社会人ではリリーフとして実績を積んできた。昨年の故障以来、今年のアピールはまだできていないが、軽く投げて、本当にものすごいと感じる真っすぐを投げる鈴木投手、都市対抗ではチームを本選に導くこともできなかったが、新日鉄住金東海REXの補強選手として出場をする。そこで圧巻の真っすぐを見せてくれるのではないかと思う。

また社会人代表に選出されれば、10月2日から台湾でアジア選手権に出場する。ドラフト直前のアピールの場にもなりそうだ。

侍ジャパン社会人代表候補発表、10月2日からアジア選手権
2017年度-社会人投手-右投のドラフト候補リスト

軽く投げても150キロ台を連発する姿に、代表の石井章夫監督も「すごい球だった」と仰天。視察に訪れた6球団のスカウトもうなった。日本ハムの大渕隆スカウト部長は「投げ方に余力がある。1位になるでしょう」と絶賛した。

「今年は左足を着いてからの球持ちを長くして、8割の力で150キロが出る」。プロ6球団のスカウトが視察。楽天のスピードガンで155キロを計測し、仁村スカウト副部長は「今年これだけの素材はいない」と最上級の言葉を添えた。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
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