東北楽天ドラフト1位、大阪ガス・小深田大翔選手が流れ変える2安打2盗塁

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東北楽天がドラフト1位で指名した大阪ガスの小深田大翔選手がこの日、試合の流れを変える2安打2盗塁の活躍を見せた。

2安打2盗塁

10月17日のドラフト会議で東北楽天からドラフト1位指名を受けた大阪ガス・小深田大翔選手だが、この日本選手権ではプレッシャーもかかっているのか、守備は安定感を見せたが、ここまで2試合で9打数1安打と打撃が振るわなかった。「1位指名のプレッシャーはあった」と話していた。しかし、この日のNTT西日本戦では、足と打撃でもらしさを見せた。

この日、チームはNTT西日本で来年のドラフト候補で150キロ右腕の大江克哉投手に6回までノーヒットに抑えられていたが、7回、先頭で打席に立った小深田選手が142キロのストレートをはじき返すと、大江投手の右膝下に直撃し、大江投手は降板した。

そして、次のバッターの4球目に二盗を決めた。強肩捕手で来年のドラフト候補に名前の挙がる辻本勇樹選手からの盗塁だった。そして古川選手のタイムリーヒットで1-1の同点に追いつくホームを踏んだ。そして8回にもセンター前ヒットを打つと二盗を決め、2安打2盗塁の活躍でチームの勝利に貢献した。

ドラフト会議で1位指名した東北楽天の愛敬スカウトは「当たった大江くんには申し訳ないけど、力のある直球に対応できた。チャレンジが必要だし、盗塁も思い切っていけた」と話した。

出塁と盗塁を組み合わせてノーアウト、1アウト2塁のチャンスを作るのが小深田選手の持ち味。近本選手程の爆発力は現時点ではまだないものの、小柄だがパンチ力も優れており、逆方向に長い当たりが出てくれば面白い。いよいよ波に乗ってきた小深田選手が、大阪ガスを優勝に導いて、ドラフト1位選手となったお礼をしたい。

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次打者の4球目に二盗に成功。左投手を相手に、しかもプロ注目の強肩捕手・辻本から50メートル5秒9のスピードでチャンスを広げ、1死一、三塁から古川の右前打で同点のホームイン。敵失などで2点を勝ち越した8回にも中前打と二盗を決めた。大会初マルチ安打に2盗塁。担当の楽天・愛敬尚史スカウトも目を細めた。
 「当たった大江くんには申し訳ないけど、力のある直球に対応できた。チャレンジが必要だし、盗塁も思い切っていけた」

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