JR東日本の153キロ左腕・山田龍聖投手はこの日、都市対抗東京地区2次予選の第2代表決定戦・NTT東日本戦で先発をしたものの、3回途中までに2失点して降板し、試合も敗れて、ドラフト会議前に都市対抗本戦出場を決めることができなかった。
149キロ
この日、先発した山田龍聖投手は、初回の先頭打者から空振り三振を奪うなど、最速149キロの速球を軸に飛ばしたものの、2−0とリードした3回の先頭打者にヒットを許すと、四球とタイムリーヒット2本で同点に追いつかれた。
そこで降板し、2回2/3を投げて3安打2失点、「内野安打で点を取られましたが、次までに、そこまでの過程を見直したい」と話した。この日は6球団のスカウトが視察をしていた。
これでJR東日本は11日のドラフト会議当日の夕方に、セガサミーと第3代表決定戦を戦う事になる。山田投手は「今日、決めたかったです」と悔しがったが、「特に変えること無く、あと2日やっていきたい」とドラフト会議当日の登板にも備えて準備をする。
153キロの速球を投げるものの、球速も制球もバラバラでまだ粗さが残る。しかし、左の上からの角度のある球は一級品で、高校時代の制球や球の伸びと、速めの変化球の精度を増せば、オリックス・田島投手の良い時の投球のような投球ができる投手となりそうだ。
ドラフト会議では左腕投手の獲得を目指す球団を中心にドラフト2位か3位での指名となりそうだ。
3回以降は互いに0が続いたが、延長10回にサヨナラ負けを喫した。これで、JR東日本は11日に行われるセガサミーとの第3代表決定戦に回る。くしくも、ドラフト会議と同じ日。山田は「今日、決めたかったです。(ドラフトがあるからと)特に変えることなく、あと2日、やっていきたい」と切り替えるように話した。



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