桐蔭横浜大・小野和博投手、創価大・石川柊太投手が完封、四国学院大・高野圭佑投手は完投も敗戦

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 全日本大学野球選手権、桐蔭横浜大は東日本国際大と対戦し、昨年明治神宮大会で2試合連続完封し優勝している小野和博投手が先発した。

 小野投手はストレートは141km/hも、スライダー、カットといった多彩な変化球で変幻自在の投球を見せ、東日本国際大打線を3安打に抑えて完封勝利、8三振を奪いながら球数も110球と理想的な投球を見せた。

 「全国の舞台は気にしてない。いつもどおり投げた結果がこうなった。一番は点を与えないこと。試合をつくることを意識した」と話し、失点をしない投球術に自信を持っているようだった。この試合は球審のストライクゾーンが広く、打者がボールと見送っての見逃し三振も多かったが、狙ってそこに投げていた。

 凄さはまだ無いものの勝てる投手という事で、プロがどう評価するのかは難しい、本人も大学でプロ入りするか社会人に進むかわからない。ただしどの場面でも落ち着いて勝てる投手となるだろう。

 創価大は149km/h右腕の石川柊太投手が先発すると、130km/h台のストレートと大きなカーブで三振を奪い、9回5安打8奪三振3四死球で四国学院大を完封した。公式戦初完封との事。

 石川投手は足を大きく上げてトルネード気味に体をひねる。速球の威力や球速はまだまだだが、それでも184cmの身長を生かして、上からの角度を意識して投げており大きなカーブが有効だった。

 一方、四国学院大は昨年に続き今年も得点を奪う事ができず完封された。先発した高野圭佑投手はストレートは常時140km/hを越し、勢いのある速球を投げていたものの、リーグ戦でも昨年より調子が良く無かったように、この試合でも8安打5四死球で4失点と振るわなかった。

 ただし、フォームや球威などは石川投手よりも高野投手の方があり、昨年から評価を受けている事もあってドラフト候補となるのは高野投手ではないかと思う。秋のリーグ戦で最速151km/hの球威を取り戻して好投する事ができれば、ドラフト会議で指名される事になりそうだ。

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 まったく表情を変えなかった。最後の打者を三ゴロに仕留め完封勝利を挙げた小野だが、喜ぶでもなく淡々と整列に加わった。「全国の舞台は気にしてない。いつもどおり投げた結果がこうなった。一番は点を与えないこと。試合をつくることを意識した」

 昨秋の明治神宮大会では強豪の亜大、法大を含め3完封。チームを日本一に導いたが、さらに制球力に磨きをかけて神宮に帰ってきた。2回。フルカウントから右打者の4番・薗部に投じた6球目だった。118キロのスライダーを、外角ではなくあえて内角低めに投じた。思わず腰を引きながらも四球だと思い一塁へ走りだした薗部は、球審の「ストライク」のコールに驚きの表情。それほど絶妙なコースに投げてみせた。積み上げた8つの三振のうち4つが見逃し。東日本国際大に二塁さえも踏ませなかった。

 正確無比な両サイドへの制球力は、冬のトレーニングのたまものだ。週3回のペースで10キロ走と300メートルダッシュ10本を繰り返した。これまでまったくやっていなかったという筋力トレーニングを敢行。特に下半身強化に取り組み、100キロのバーベルを担ぎながらのスクワットを「無理だと思うまで」がむしゃらに続けた。この試合最速は自己ベストより4キロ遅い141キロだったもののリリースポイントが安定し、最後までストライクゾーンの四隅に投げ続けることができた。

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