創価大・田中正義投手が155キロを記録、課題も見せる

大学野球ドラフトニュース 2016年ドラフトニュース

 来年のドラフトの超目玉、創価大3年生となった田中正義投手が今年の公式戦初登板で、これまでの最速154km/hを越える155km/hを記録した。しかし投球内容は大荒れで課題も見せた。

最速155km/h

 田中投手は1回の先頭打者に対し自己最速タイの154km/hの速球を投げた後、自己最速となる155km/hを記録した。田中投手のストレートは球速もあるが回転が良く、ストレートを狙っていて振っても空振りをしてしまう質の良い球を投げる。この日も7回1/3を投げて2安打8奪三振を記録した。

 しかし課題も見せた。変化球のコントロールができずに6四死球でランナーを許すと、2つの暴投や3つの盗塁を決められ1失点をしている。この投球には視察したドジャースの大慈弥スカウトが「実戦の中で勉強することが多い」とコメントをしている。

 

大谷・藤浪世代の大物、来年のドラフトへ

 大学2年生まではプロのスカウトも素質の部分を見るが、大学3年生になるといよいよ翌年のドラフト会議に向けて注目度が増し名前もどんどん挙がってくるようになる。大谷翔平投手や藤浪晋太郎投手のストレートに匹敵するという球を持つ田中投手は、来年のドラフトの超目玉候補になるのは確実とみられる。

 ただしスカウトのチェックも厳しくなる。ドラフト1位の評価が変わる事はないが、この試合のような投球が続けば、課題として指摘される事になる。スカウトも今年のドラフト候補をチェックする中で田中投手にも注目し、今年の秋ごろにはもう騒がしくなっているかもしれない。

2016年度-大学生のドラフト候補リスト

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正義いきなり155キロ最速更新 報知新聞紙面 2015/4/3

 

 1回、1番打者に対し2球目に最速タイの154キロをマーク。続く3球目に155キロ(見逃しボール)をたたき出した。

 7回1/3を投げ2安打1失点、8三振を奪い勝利投手。力で相手打線をねじ伏せたが、変化球の制球に苦しみ、6四死球、2暴投。盗塁も3つ許すなど、走者を出してからの投球に課題を残した。視察したドジャース大慈弥功スカウトは「実戦の中でまだまだ勉強することが多い」と話した。

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