宮崎産経大・杉尾剛史投手が8回2失点10奪三振、ソフトバンク「もう一段階上がればプロ」

杉尾剛史, 宮崎産業経営大

大学野球選手権初出場の宮崎産業経営大が、創価大を下して初勝利を記録した。杉尾剛史投手が8回4安打2失点10奪三振の快投を見せた。

5回まで内野安打1本

関東の強豪大の一つ、創価大に対して、宮崎産経大の杉尾剛史投手は最速143キロを記録したストレートと、縦横に曲がる2種類のスライダー、チェンジアップなどを低めに集め、5回まで内野安打1本に抑えていく。

終盤に疲れを見せ、7回には1アウト1,2塁のピンチを背負ったものの、三振とファールフライで抑えた。しかし8回は右ふくらはぎがつり、2点を失って降板したが、8回4安打2失点10奪三振の好投だった。

杉尾投手は宮崎日大3年時に夏の甲子園に出場し、初戦で上田西に0-3で完封されて勝利はならなかった。「もう一度、宮崎代表として全国に出て1勝したかった」と地元でまだそれほど有名ではなかった宮崎産業経営大に進み、その目標を果たした。

専用のグラウンドもなく、野球部の優遇があるわけではない。入学当初は練習は週3日のみで自主練もなかった。杉尾投手などが先輩を説得し、自主練の時間を増やし、杉尾投手自身も冬は週5日で150球以上を投げ込んで、球速は147キロまで伸ばした。

この日視察した福岡ソフトバンクの岩井スカウトは「もう一段上がればプロ。さらにレベルアップすれば桑田のようなタイプになる可能性を秘めている」と、大きな期待を示した。

来年のドラフト候補として、今大会、そして来年に向けてどれだけ積み上げるものがあるか、注目したい。

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杉尾はプロ野球のキャンプ見学や動画で投球を研究。冬は週5日、150球以上投げ込んで球速を147キロまで上げた。この日は3種のスライダー、巨人・菅野を参考にしたワンシーム、チェンジアップ、スライダーも操り、創価大をほんろうした。

宮崎産経大 杉尾で金星  西日本スポーツ紙面 2018/6/13

 


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