国際武道大・平川裕太投手も2安打完封、卒業後は社会人へ

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国際武道大の151キロ右腕・平川裕太投手も、立命館大を2安打に抑えて完封、プロ注目投手が快投を見せた。平川投手は卒業後は社会人入りする。

辰己を4の0に

国際武道大の平川裕太投手は、171cmと上背が無いものの、体全体を使って投げるフォームで、昨年のこの大会で最速147キロを記録しプロも注目する。

この日は1回戦を勝ち上がってきた立命館大と対戦、プロ注目の辰己涼介選手と対戦したが、その辰己選手を「意識した」と4打数ノーヒットに抑えこみ、立命館打線も全体でわずか2安打、11個の三振を奪い、9回2安打2四球11奪三振で見事な完封勝利となった。

「三振は狙っていたわけじゃなく、スプリットがよかったから。八回で握力がなくなっていたけど、行きますと言いました」と話し、志願して完封を果たした。

平川投手は卒業後は社会人入りすることを決めている。東海大浦安高校時も注目されたがプロ志望届は提出しなかった。今大会で大きな成果を得て、社会人野球でも大きく飛躍してほしい。

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昨年大会も春のリーグ戦も抑え役が多かった1メートル71、72キロの右腕が、初戦の先発指名に応えた。「うれしいし、自信になるけど、次はゼロからです」と冷静に先を見据えた。最速147キロを投げるが、卒業後の進路は社会人野球に絞っている。

「アウトを取るのに一番確実」とスプリットを軸に毎回の11奪三振。9回に入る前には立命大のドラフト候補・辰己との勝負を意識して続投を志願し、4打数無安打に抑えた。昨年準優勝の悔しさを知るだけに「勝つためには勢いが必要。これで勢いづけられたかな」と初優勝を見据えた。

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