亜細亜大、東洋大も豪華入学選手、東都の戦国時代は続く

大学野球ドラフトニュース 2018年ドラフトニュース

亜細亜大と東洋大が、スポーツ推薦合格者を発表し、亜細亜大は22人、東洋大は30人の豪華な入学者を発表した。東都リーグの勢力図は変わるか。
亜細亜大のスポーツ推薦合格者(2019)
東洋大のスポーツ推薦合格者(2019)

亜細亜大は左腕投手強化

亜細亜大は樟南の松本晴投手と神村学園の俵森大輔投手の鹿児島のプロ注目左腕2人と、さらに北筑の鬼塚柊投手、佐伯鶴城の大神裕貴投手といった九州の注目左腕投手4枚を獲得し、さながら九州左腕の総取りという様相となった。亜細亜大では左腕の中村稔弥投手がエースとして投げていたが、生田監督はコントロールの良い左腕投手を重宝する。

松本投手は今年の高校生のドラフト候補左腕でもトップクラスの存在で、プロ志望をしなかったのが惜しまれるが、松本投手が順調に育てば4年後のドラフト1位指名候補に入ってくるだろう。

また右腕投手は、八幡浜の田中大成投手や横浜隼人の青山美夏人投手など、力のある球を投げる素質の高い投手を獲得している。

野手ではコンパクトな打撃と俊足が注目される田中幹也選手が入り、生田監督の野球スタイルにフィットしそうだ。またパンチ力のある創志学園の金山昌平選手や健大高崎の大越弘太郎選手が加わり、頓宮選手が抜けた主軸を打つ選手になっていけるか。他にも強肩、俊足で注目された選手が集まり、岡山理大付からも山下滉介選手、小野田尚貴投手が入る。

東洋大には実績ある野手が加入

東洋大は聖光学院で過去最強の打線と評価されたチームの矢吹栄希選手と五味卓馬選手が加入し、ともに内野、外野で1年目からできる選手かもしれない。また、甲子園で2本塁打など野球センスに富んでいる木更津総合の東智弥選手も実績十分、他にもこの春にホームランを量産した常総学院の二瓶那弥選手や帝京三の東小橋川大選手、抜群の俊足で注目された智弁学園の左向澪選手、龍谷大平安の松本渉選手も入る。

投手では東洋大は上茶谷大河投手、甲斐野央投手、梅津晃大投手がBIG3として注目されたが、特に上茶谷投手は大学で急成長を見せている。来年の入学者でも汎愛出身で187cmから147キロの速球を投げてプロも注目した羽田野温生投手は、大阪桐蔭や履正社などの大阪の強豪私学が恐れた投手で、さながら甲斐野投手のような感じで、他に、報徳学園の渡辺友哉投手、帝京の松澤海渡選手、北星学園大付の杉村航大投手、浦和学院の河北将太投手など、素質型の投手が多い印象を受ける。

大学で急成長し、4年時には今年のBIG3のような形で注目投手となっているか。

東都リーグ

東都1部では中央大国学院大がすでに発表をしているが、中央大は14人ながら沢田龍太投手、北村恵吾選手、森下翔太選手などの名前があり話題となった。国学院大も源隆馬投手や横浜の山崎拳登選手など、国学院らしい選手が入学する事になる。

これによって東都の勢力図がどのように変わるかは、正直予想できないが、一つ確かなのは、東都の激しい戦国時代はこれからも続くという事。チーム内のレギュラー争いも非常に厳しいものになるが、あきらめずに4年間プレーし、一人でも多く将来の夢をかなえてほしい。

亜細亜大のスポーツ推薦合格者(2019)
東洋大のスポーツ推薦合格者(2019)

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