創価大が練習納め、杉山晃基投手、小孫竜二投手、望月大希投手3人でプロへ

大学野球ドラフトニュース 2019年ドラフトニュース

来年のドラフト候補に154キロの杉山晃基投手、150キロの小孫竜二投手、146キロの望月大希投手が挙がる創価大、来年は3人でプロ入りすることを誓い、今年の練習を終えた。

3人でプロへ

創価大は12月22日、同大学で行う今年最後の練習を行った。来年のドラフト候補で大学トップクラスの球速を誇る杉山晃基投手は、リーグ通算18連勝中。「勝つ事に一番こだわっています。来年は日本一になりたい」と話した。そして、小孫竜二投手、望月大希投手がいる事について、「1年生から競ってきた。3人でプロに行って、そこでも競っていけたら」と話した。

今秋のリーグ戦は小孫投手が1戦目の先発を任されるエースだった。序盤は波に乗れなかったものの、リーグ中盤に安定した投球を見せ5勝3敗の成績を残した。杉山投手は序盤は登板していなかったが中盤から復帰し、2戦目の先発として3勝0敗と安定した投球を見せ、防御率もリーグ2位、リーグ戦での連勝を18に伸ばしている。そして望月投手はリリーフとして4試合に登板をしている。

岸監督は3人について、「横一線、調子の良い子を1戦目に使いたい」と話し、来年はエースを一人に絞るのでなく、状態を見てカードの1戦目を託す投手を決めるという。小孫選手は「3人で投手陣を引っ張りたい。」と話した。

杉山投手は今年、大学野球選手権、明治神宮大会で2敗をしている。球速はあるものの、まだ全国で勝てるレベルの制球や変化球になっていない。小孫投手は高校時代に140キロ中盤の速球を投げプロが注目し、プロ志望届を提出して指名を待ったもののドラフトで指名をされなかった。「すごい悔しかった。ああいう思いはしたくない」と話す。望月投手は大学に入り、2年夏にIgA腎症という病気になり手術を受けた。また3年冬には投げ込みすぎで右ひじのじん帯を痛めた。3人ともドラフトでの指名に向けてはまだ課題がある。

杉山投手は総合的なレベルアップが、小孫投手は球の強さをさらに増す事、そして望月投手は「150キロが目標」と話すように、2人と比較される所まで、数字も実績も積み上げていくことが必要だろう。

創価大は2016年のドラフトで田中正義投手が5球団の1位指名され、池田隆英投手がドラフト2位で東北楽天に指名された。そして146キロを投げる右腕として注目された秋元秀明投手はプロ志望をせずJR東海に進んでいる。杉山投手が田中投手、小孫投手が池田投手、望月投手が秋元投手というような感じがあるが、来年は3人でプロ入りできるようになりたい。

今年のドラフト会議では東洋大の上茶谷投手、甲斐野投手、梅津投手が注目されたが、来春は多くのスカウトが注目する中で、どんな投球を見せるか注目したい。

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今秋リーグ最多の5勝を挙げた小孫は3年前の悔しさが糧となっている。高校時代にプロ志望届を提出したものの、指名漏れ。「すごい悔しかった。ああいう思いはしたくない」と最速は150キロに到達し、ボールに対して指の力の伝え方を変えたスライダーも切れ味が増した。

来秋ドラフト上位候補の右投手3人を擁し、最速154キロの杉山は「1年生から競ってきた。日本一になって3人でプロに行けたら」と闘志。150キロを投げる小孫は「3人で投手陣を引っ張りたい」と力を込めた。1メートル85の長身の望月もおり、岸雅司監督は「横一線。調子の良い子を1戦目に使いたい」と競争に期待した。

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