今年、注目される大学生捕手の一角、東洋大の佐藤都志也選手が始動し、埼玉西武、オリックスのスカウトが姿を見せた。
強打・強肩の捕手
東洋大の練習はじめには、埼玉西武、オリックスの2球団のスカウトが訪れた。昨年は梅津晃大投手、上茶谷大河投手、甲斐野央投手の3投手が注目されたが、今年はそれらの投手をリードした強肩強打の佐藤都志也捕手が注目される。
佐藤選手は2年生春に打率.483を記録すると、2年秋も19安打を打ち打率.345を記録、そして昨年春のリーグ戦では打率.358に4本塁打11打点を挙げる活躍を見せ、チームを優勝に導いた。侍ジャパン大学代表にも選出されると、打撃と強肩を生かすためライトで出場し、U18代表との試合でも外野からのレーザービームを見せるなど、肩に注目された。
今年の大学生捕手では、慶応大・郡司裕也捕手、東海大・海野隆司捕手、立教大・藤野隼大捕手など注目捕手がそろい、打撃と肩で佐藤選手の評価が高い。今年は捕手としてプレーも磨く他、「誰もが認める最強打者」を目標に打率4割、3本塁打、15打点をリーグ戦の目標に設定、「スイングスピードも上げられたら」と打撃も磨く。
肩だけでも昨年の辰己選手クラスのものがあり、外野手としてドラフト1位指名をしても良い選手だが、打てる捕手は貴重なので、捕手としてプロが注目する選手として秋を迎えてほしい。
抱負をしたためた色紙にも「誰もが認める最強打者」と意気込んだ。この日は西武、オリックスの2球団が視察した。
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