日体大の154キロ右腕・北山比呂投手は5回4失点に反省、7球団スカウト視察

森博人, 鳥谷部慎吾, 日本体育大, 北山比呂

仙台大と練習試合を行った日本体育大は、147キロ右腕の北山比呂投手が先発をしたが、この日は最速147キロで5回を投げて4失点という内容だった。東京ヤクルトなど7球団のスカウトが視察をしている。

リリーフから先発に

北山比呂投手は横浜高校時代から140キロ中盤の速球を投げており、大学では154キロまで球速を伸ばした。しかし、日体大では昨年まで松本航投手、東妻勇輔投手というドラフト1位と2位で指名された2枚看板がおり、登板機会はそれほど多くなかった。

この日、先発をした北山投手は、球速は147キロどまり、3回には2ベースヒットなど4連打を浴びるなど、5回を投げて4失点という内容だった。この日の投球を見たが、カウントを追い込むまではストレートの力で空振りを奪うが、2ストライクとなってからはバッターが慎重にスイングをするようになるとなかなかストレートで空振りが奪えず、変化球の制球にもやや苦しみストレートを狙われた。追い込んでから決めにいくストレートが、決めきれなかった。

それでも5回で5つの三振を奪い、「ストレートはしっかり投げられたかな」と話した北山投手、視察をした東京ヤクルトの丸山スカウトも「もっともっと強い」と普段はもっと強いストレートを投げると話した。

小柄な体を目いっぱい倒して力投スタイルで速球を投げる北山投手、思い切って投げて速い球だとそれが150キロ中盤なら打たれないだろうが、140キロ後半ならば今の大学生打者は合わしてくる。軽く投げて力のある球を投げるか、思い切り体を使ってもっと速い球、または抜く球を決められないと、プロでも苦労するかもしれない。

また、リリーフで短いイニングを思い切り投げさせたいタイプだが、日体大は松本投手、東妻投手が抜け、北山投手に先発を任せるようで、今は先発としてペース配分などを考えながら投げている段階かもしれない。

日体大はこの日、2年生の左腕・鳥谷部慎吾投手が4イニングをパーフェクトに抑える投球を見せた。球速は140キロ前半だったようだが、ゆっくりとテイクバックに入る姿は、松本航投手に似ており、そこから胸をそらせて左腕が引っ張られるように出てくる。そして投げられる球は低めに角度があり、大きな制球の乱れもない。2年後には非常に注目される左腕投手となりそうだ。

日体大では3年生になる森博人投手が150キロを連発する投球をしているという事で、また、今年のドラフト候補で150キロの速球を投げる吉田大喜投手もおり、先発を鳥谷部投手にして、北山投手、吉田投手、森投手の150キロリリーフ陣にしていくという形もあるかもしれない。先発の適性を見て投手の編成がされていくと思う。

いろいろと形が決まったシーズンに入ってからの北山投手の投球をもう一度見てみたい。

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この日の最速はスカウトのスピードガンでの147キロながら、140キロ台後半を平均で出す自信もある。首都大学リーグの開幕に照準を合わせており、あくまで調整段階。視察したヤクルト・丸山スカウトも「(直球の力は)もっともっと強い」と実力を認める。

 


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