慶大・柳町達選手が3安打スタート、広島スカウト部長「上位でしょう」

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プロ注目の慶応大の柳町達選手が開幕戦1番サードで出場し、3安打を記録した。広島スカウト部長が高い評価をしている。

リーグ通算88安打

昨年秋までリーグ通算85安打を打っていた慶大・柳町達選手、この日の立教大との開幕戦で3安打を放ち、非常に良いスタートを切った。

柳町選手は1年春以来となる1番を打ち、また昨年まで外野を守っていたが高校以来となるサードで出場した。初回の先頭バッターで開幕初球となる球を振りぬいてセンター前にヒットを打つと、3回、7回にもセンターに返して3安打、リーグ通算を88安打とした。

柳町選手は昨年秋に打率.259と過去最低となり、「追い込まれるほど打率は高くない。先に振っていく意識。」と話し、「ストライクゾーンに来た球をしっかり振れた」と結果につながった。俊足というわけでもなく、また長打力もあることから3番など主軸を任されることも多かったが、積極的に打ちに行く1番バッターが柳町選手にとって良さそうだ。

この日は広島の苑田スカウト部長が視察したが、「リストが柔らかくインパクトまで速い。左対左も苦にしない。」と柔らかい打撃を評価、また「挟殺プレーを見ても野球を良く知っている。三塁がほしい球団は上位でしょう」と話し、サードとしてのプレーも高く評価した。

サードのポジションが空いている球団は意外と多く、また1番バッターが欲しいと考えているチームはドラフト3位前後で指名をしてくるかもしれない。

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昨季までの外野から高校で3年間守った三塁に転向。広島・苑田スカウト統括部長は「リストが柔らかく、インパクトまで速い。左対左も苦にしない。挟殺プレーを見ても、野球をよく知っている。三塁が欲しい球団は上位でしょう」と語った。

慶大は1番・柳町が初回、立大のエース田中誠の初球を振り抜いて中前打。2死一、二塁から正木の中前打で先制のホームを踏んだ。「追い込まれると打率は悪くなる。今まで消極的でしたが、春は初球から振る意識です」。3、7回にも中前打でリーグ通算安打を88に伸ばした。

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