奈良学園大・菅田大介投手がプロ志望届提出表明、中日が視察

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奈良学園大の二刀流左腕・菅田大介選手が、プロ志望届を提出する意向を明らかにした。この日は中日のスカウトが視察をした。

試合のない日に出すつもり

菅田大介投手はこの日、酒井監督からプロ志望届の用紙を渡されると、「試合のない日に出すつもりでいます」と話した。

菅田投手は187cmの左腕投手と、左の外野手として二刀流でプレーを続ける。この秋は打者に重点を置いて取り組んでいるといい、この日も3番センターで出場をした。ノーヒットに終わり、マウンドに上がることはなかったものの、この日も中日のスカウトが視察をし、今季の初戦には阪神など4球団のスカウトが視察に訪れていた。

昨年の大学野球選手権で二刀流を披露し、投手としては球速は140キロ前半だが、相手バッターのバットよりも上を行く質の良い球を見て、187cmの長身左腕として期待をしていた。しかし、その後、目立った活躍を見せられず、リーグ優勝常連だった奈良学園大もこの春は優勝を逃している。

チームはこの日も敗れてリーグ戦3戦で3敗と厳しい状況になっている。菅田選手は「タイミングが取れていない。自分が打って、チームに流れを持って来られるようにしたい」と挽回を誓った。

現時点では高い評価はなかなか難しいものの、身体能力の高さを持つ選手で、細かいデータを手に入れたり、動作など細かい点をチェックして将来性を見いだしたチームが、ドラフト会議での指名をしてくるかもしれない。ドラフト会議では指名があっても下位、または育成ドラフトでの指名となりそうだが、その時に進路をどのように判断するか注目したい。

2019年度-大学生投手-左投のドラフト候補リスト
2019年度-大学生外野手のドラフト候補リスト

プロ注目の奈良学園大・菅田大介投手(4年・京都共栄学園)が、近日中にプロ志望届を提出する意向を示した。この日、酒井真二監督(42)から用紙を手渡され「試合のない日に出すつもりでいます」と明かした。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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