東北公益文科大の145キロ左腕・石森大誠投手がプロ志望

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東北公益文科大の左腕投手で最速145キロの速球を投げる石森大誠投手が、プロ志望届を提出することが分かった。実力派左腕として注目される。

コントロール求めて意識変える

石森大誠投手は178cmの左腕投手、今春のJR東日本との練習試合でチェックしたが、ストレートの力があって気持ちが強く、社会人のバッターにインコースなど強気の投球をしていた。また「プロで指名していただくには、即戦力にならなくてはいけない。そのためにはスピード以上に、コントロールも求めないと思って意識を変えました」と話しているように、制球力もあり、三振も奪うなど次々と打ち取っていた。

この春の南東北リーグでは4勝1敗、防御率0.97で優秀選手賞を獲得、37イニングを投げて48奪三振と抜群の奪三振率も見せる。自信を持ってプロ志望届を提出する。

大学生の左腕投手では、全国に出てきている立命館大・坂本裕哉投手や大商大の橋本侑樹投手がおり評価を受けているものの、石森投手も同じくらいの力があると評価できる。特に貴重な今年の即戦力左腕候補として、ドラフト会議での指名は十分考えられる。

ドラフト会議で指名されれば、東北公益文科大からは初のプロ野球選手誕生となる。「大学の歴史に名前が残ればうれしい」と話し、ドラフト会議での指名を待つ。

大学では来年のドラフト候補として赤上優人投手がいる。153キロの速球を投げ、春は2勝0敗も30イニングで49の三振を奪っている。個人的に佐々木朗希投手も含めて今年見た投手の中で最もストレートの球威がある投手だと思われ、来年のドラフト会議では1位指名の可能性も感じさせる。石森投手、そして来年の赤上投手と、東北公益文科大がプロへの新興勢力となっていくかもしれない。

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「プロで指名していただくには、即戦力にならなくてはいけない。そのためにはスピード以上に、コントロールも求めないと思って意識を変えました」。躍動感あふれる投球フォーム以上に、速度を多少落としてでも、変化球を含めた精度にこだわってきたことが結実しつつある。

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