明治大・森下暢仁投手が完封、西武・渡辺GM、中日・松永編成部長など絶賛

明治大, 森下暢仁

今年のドラフト1位指名候補の明治大・森下暢仁投手がこの日の早稲田大戦で、9回を投げて4安打10奪三振で完封勝利を挙げた。この試合には日米8球団のスカウトが視察をしている。

東大戦の反省を生かし

森下暢仁投手はこれで今季2勝目となったが、開幕週の東大戦は延長12回を投げて15奪三振も2失点、154球の投球となっており「初戦はふがいないピッチングをしてしまった。力を入れ過ぎた」と反省をし、フォームを見直してこの日の早稲田大戦に臨んだ。

この日は力まないことをテーマに、110キロ台のカーブやチェンジアップをうまく使いながらも、最速152キロのストレートをしっかりと決めた。9回2アウトからはドラフト候補の早稲田大・加藤雅樹選手を迎えたが、最後も114キロのカーブで三振を奪い、9回4安打10奪三振の完封勝利を締めくくった。

「今日は思うようなピッチングができた。力を入れずに投げてもいい球がいった。軽く投げてもバチンとボールはいく。力を入れるより、こっちの方が全然楽だった。球質で勝負すれば楽にピッチングができることを学んだ」

佐々木朗希投手、奥川恭伸投手と共にドラフト1位指名候補として注目されている森下投手には、この日も日米8球団のスカウトが視察をしたが、埼玉西武の渡辺GMは「いいピッチャーなのは分かっている。何球団ずついくかだね」と話すと、中日・松永編成部長は「ストレートとカーブのコンビネーションができている。完璧です」と評価した。

2017年には明治大の斉藤大将投手を1位指名し、2018年には日体大の即戦力右腕・松本航投手の単独1位指名をした埼玉西武、渡辺GMは近い将来に投手王国にすると話しており、佐々木投手や奥川投手よりも指名球団数が少なくなりそうな森下投手の指名が有力と言われるがどうなるか、注目したい。

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直球とチェンジアップのコンビネーションで「うまくかわすことができた」という。ドラフトまで1カ月を切り、日米9球団のスカウトが視察。西武の渡辺久信GMは「いい投手に変わりない。何球団(1位で)いくかな」と話した。

大船渡高・佐々木、星稜高・奥川とともに注目を集めるドラフト1位候補を見ようと、バックネット裏には日米8球団のスカウトや球団幹部が集結した。中日・松永編成部長は「ストレートとカーブのコンビネーションができている。完璧です」と高く評価した。

10月17日のドラフト会議では、主役の1人を張ることは間違いない。即戦力としての評価では大船渡・佐々木、星稜・奥川を上回る。視察した西武・渡辺GMは「いいピッチャーなのは分かっている。(森下、佐々木、奥川に)何球団ずついくかだね」と、“三つどもえ”を想定した。選択に頭を悩ませる各球団のスカウトに、森下が改めて実戦での対応力を披露した。

ドラフト会議まで3週間足らず。リーグ戦に集中しつつも、ドラフトを考えずにはいられない。つい最近見た夢に、揺れる心理が反映していた。「打たれた場面でした。打者が誰なのか、右打者か左か、どこに打たれたかも覚えてません。でも、打たれた後の何とも言えないイヤな余韻で目が覚めました」。


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