名古屋大の松田亘哲投手は、愛知大学リーグ3部でプレーする選手だが、最速148キロの速球を投げる左腕として注目される。
プロのスカウトが集結
名古屋大の松田亘哲投手は、高校までバレーボール部だったが、その夏にみた甲子園で同学年の選手がプレーする姿をみて、名古屋大に進んでから硬式野球を始めたという異色の経歴は有名なところ。そして大学では3部リーグながら、左から148キロの速球を投げ、各大学のグラウンドで行われる試合に17人ものプロのスカウトが集結するもの異例の異例と言える。
148キロの速球と鋭いカットボールが魅力で、プロのスカウトも高く評価をする。松田選手は大学からハマった野球に対し、同級生が就職活動で進路が決まる中で焦りを感じながらも「野球に就職する」と決断し、「今は運命を天に任せているという感じです。自分ではどうにもならないし、ドラフトはプロの方々に現時点での自分の実力を評価していただきという事に尽きますから。今の心境はなるようになるという意味の「ケ・セラ・セラ」ですね。楽しみにしています」と話した。
もしドラフト会議で指名されなかった場合には、独立リーグに進んで来年のドラフトを目指すと話す。「どこかの最後列からのスタートでもいいんです。まずはプロの土俵で納得するまで野球をしたい。」と話し、プロでの覚悟を示した。
広島・中日・東京ヤクルト・埼玉西武・北海道日本ハムなど7球団が注目する左腕投手の指名はどうなるか、ドラフト下位、または育成ドラフトでの指名があると予想する。
名古屋大・松田亘哲投手完投に広島・中日・ヤクルト・西武・日本ハムが視察
2019年度-大学生投手-左投のドラフト候補リスト
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