今週末から侍ジャパン・大学代表候補合宿、注目の選手(野手編)

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今週末より侍ジャパン大学代表候補合宿が始まる。参加する注目選手を紹介する。野手編。投手編はこちら

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来年のドラフト候補として特に注目したいのは、近畿大の佐藤輝明選手。186cm92kgの体から痛烈な打球を打つが、山川選手や中村選手のような感じではなくて、体はスマート、ランニングなどから体のバネを感じられる、糸井選手のような感じを受ける。引っ張るだけではなく逆方向にも放り込むことができ、フルスイングだがシャープに感じるバット軌道の残像も非常に素晴らしい。間違いなくドラフト1位で指名されると思う。

続いて注目したいのは3人、中央大の牧秀悟選手は今年の東都リーグで春・秋と打点王を獲得、体が特に大きいというわけではないが、バックスクリーンに放り込む打球が特徴。また大学1年時はショート、今年はセカンドを守り守備のセンスも高い。3年生ながら今年の大学代表でも4番を務め、得点を稼げるセカンドとしての役割は大きい。上武大の古川裕大捕手は夏に5本塁打を放ち注目された。フルスイングという感じではなく、ヘッドを利かせてスイングスピードで持っていく感じで素直な打撃が魅力。セカンドまで1.8秒台の肩と共に足もある3拍子揃った捕手だ。そして中央大の外野手・五十幡亮汰選手は説明の必要がないくらいのスピードスター。外野の守備範囲が広く、打撃でも内野ゴロは全てヒットの可能性がある足を持つ。大学ではかなり打撃に打ち込んできており、外野手の頭を越す3ベースヒットも五十幡選手の売りの一つとなってきた。今年の代表で宇草孔基選手が務めた切り込み隊長の役割を十分果たせそうだ。

他には東北福祉大の元山飛優選手は今年の代表も経験、打撃では牧選手、守備やスピードでは小川龍成選手、児玉涼亮選手という高い壁にぶつかった感じはあるが、そこから何か掴んで高校時代から注目される打撃と守備の能力を高めたい。小川選手、児玉選手もスピードを生かすための打撃を磨きたい。スイングでは桐蔭横浜大の渡部健人選手が迫力がある。105kgの体重があるが高校時代にショートを守っていた動きの良さも注目。東海大札幌の赤尾光祐選手も181cm93kgのスケールがあり、明治神宮大会では大商大の大西・橋本投手から打点を稼いだ。バットコントロールもある選手で低めの球もうまく打ってスタンドに運ぶ。こちらも注目の打者だ。

同志社大の小川晃太朗選手は今年の代表にはギリギリで入れなかった選手だと思う。合宿では高い能力を見せており、今年こその想いがありそうだ。東洋大の山崎基輝捕手は佐藤都志也捕手に隠れ気味だったが、佐藤選手がファーストや外野で出場するときにはマスクを被った。法政大の中村迅選手も183cm83kgの恵まれた身体があり、スタンドに運ぶ力がある。常総学院からの先輩・宇草孔基選手が最終学年にはばたいてドラフト2位で指名を受けた姿を見て、気力は十分だろう。

再来年のドラフト候補としては中央大の古賀悠斗捕手はリード、キャッチング、スローイングの正確性と捕手の能力が非常に優れている。関西大の野口智哉選手、仙台大・川村友斗選手、慶応大・正木智也選手も高校時代から打撃の評価が高い。

また1年生でも今年も代表入りをした中央大の森下翔太の他、日体大の矢澤宏太選手が入ってきた。足や肩の強さはもちろん、体は小さいがスイングスピードはものすごく、痛烈な打撃を見せる。立教大・山田健太選手や、今秋にリーグ3位の打率.349を残した下山悠介選手のバットコントロールも注目。

侍ジャパン大学代表候補選手一覧

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