今週末から侍ジャパン・大学代表候補合宿、注目の選手(投手編)

2020年ドラフトニュース 大学野球ドラフトニュース 2021年ドラフトニュース 侍ジャパン

今週末より侍ジャパン大学代表候補合宿が始まる。参加する注目選手を紹介する。まずは投手編。

合宿の参加メンバーはこちら

投手では苫小牧駒大の伊藤大海投手、八戸学院大・大道温貴投手、仙台大・宇田川優希投手、東北福祉大・山野太一投手、早稲田大・早川隆久投手、東海大・山崎伊織投手など、来年のドラフト上位候補の名前が並ぶ。

伊藤投手は154キロのストレートは他に並ぶ投手がいないくらいの球威で、甲斐野投手と比較できる。甲斐野投手のように大きな体からズドンという球ではなく、無駄のないコンパクトなモーションから浮き上がってくるような伸びのあるストレートを投げる。東海大の山崎投手もストレートのキレは申し分ないが、沈む球のキレと速さが抜群でオリックスの山本投手のような感じだ。

早稲田大の早川投手は刺すようなストレートはDeNA・今永投手のような感じ、まだ試合を通して抑えきるという所まで行っていないが、精神的な強さが付いてくれば、プロでも代表するような左腕となれる。スケールの大きな仙台大・宇田川投手、1年時から大学のエース格として投げている東北福祉大・山野投手、大学野球選手権で148キロの素晴らしい球を見せた八戸学院大・大道投手など、プロのスカウトが心から欲しいと思う投手がそろう。

その中で注目したいのが星槎道都大の河村説人投手、192cmから150キロの速球を投げる右腕で、元々は亜細亜大に入学して転向したという所は、駒澤大から転向した伊藤投手と同じ境遇。地元で大きく成長をしている。まだ安定感などが伴わないがスケールの大きさは規格外だ。日体大の森博人投手は155キロの速球を投げる。球の強さは今年のヤクルトドラフト2位・吉田大喜投手に近く、フォームや変化球は2018年の西武ドラフト1位・松本航投手に似ている。

慶応大の木澤尚文投手も154キロの速球を投げ、高めのストレートと高めから沈むスライダーは魅力。体の使い方が良くなり、低めに伸びる球が増えてくれば非常に楽しみ。東京六大学からは早川、木澤だけでなく、明治大の入江大生投手、法政大の高田孝一投手と鈴木昭汰投手、立教大の中川颯投手と、六大学の来年のエースが一堂に会し、さらには慶応大2年の森田晃介投手、明治大2年の竹田祐投手、早稲田大2年の徳山壮磨と、2戦目の先発候補も見られる。

再来年のドラフト候補として注目したいのが筑波大・佐藤隼輔投手だろう。180cmの左腕で最速は150キロを記録するが、まだすべての力を解いていない所がある。それでも大学野球のフィールドでは圧倒的な力を見せており、2年生ながら今年の大学代表に入っている。そして3年生となる来年はいよいよ、本格化した佐藤投手が見られそうだ。

来年のドラフト候補投手の大部分が見られるのではないかと思う大学代表合宿に注目したい。

侍ジャパン大学代表候補選手一覧

スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク
シェアする
ドラフト会議ホームページ2024 Draft home page

コメント