スポーツ報知がドラフト特集、近大・佐藤輝明選手に巨人スカウト注目

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スポーツ報知は2020年のドラフト候補特集を掲載し、近大・佐藤輝明選手、早稲田大・早川隆久投手、東海大・山崎伊織投手を特集している。

近大・佐藤選手に巨人注目

スポーツ報知のドラフト特集では、近大の佐藤輝明選手を大きく取り上げている。佐藤選手は187cm92kgの体で関西学生リーグ通算11本塁打を記録、最多本塁打記録の二岡選手の13本を射程圏に入れている。50mは6.0秒、遠投も100m以上で守備はサードの他、外野も守る。この佐藤選手には巨人の渡辺スカウトが、「プロのような打球。社会人を含めてもパワーは抜けている」とし、即戦力野手NO.1の評価をしている。

また早稲田大の早川隆久投手は、昨年、進路についてプロ7割、社会人3割と話したが、「プロに行くなら1位で競合するくらいの力で行きたいんです。」と話す。木更津総合時代にU18代表入りするなど注目左腕として活躍、ドラフト上位指名の可能性もあったが早稲田大へ進学すると、現在はリーグ通算7勝。試合途中で打ち込まれるところがあるが、小宮山監督が「常に真剣に集中して投げてるから、終盤に息切れを起こす。ドラフトの目玉なんだから、押したり引いたり、鼻歌交じりで投げられるようにしてもらいたい」と期待をしている。早川投手が参加した早稲田大の練習初日にソフトバンク、西武、巨人、ロッテ、日本ハムのスカウトが集結をしている。

東海大の山崎伊織投手も明石商時代から注目されたが、東海大で153キロの速球と得意の120キロのスライダー、130キロのカットボールに磨きをかけてさらに1ランク成長し、大学代表のリリーバーとして活躍する投手となった。昨年秋は関東地区選手権で右ひじを痛め、明治神宮大会では登板できなかったが、12月中にキャッチボールを再開しており、今年は「やるからには一番すごいと言われたいし、みんなそう思っていると思う」と意気込む。

スポーツ報知のドラフト候補一覧

スポーツ報知では102人のドラフト候補リストを紹介しているが、昨年秋のリストからは健大高崎の下慎之介投手、大分商・川瀬堅斗投手、大阪桐蔭・伊東光亮選手、Honda・小野大夏投手など23人が新たに追加されている。

指名リストは2020年のドラフト候補に反映した。

無名だった高校時代に佐藤と初対面した田中秀昌監督(62)は「ワンスイングを見て『これは、すごいな』と思った」と回顧。上宮高(大阪)で指導した元木大介(現巨人ヘッドコーチ)らと比較して「飛距離ではNO1。大きい体で走れて肩も強い」と評する。巨人・渡辺スカウトは「プロのような打球。社会人を含めてもパワーは抜けている」と上位候補として熱視線を送っている。

昨年12月28日に祖母・春子さん(享年83)が小腸がんで死去。千葉の実家に帰省した翌日のことで「待っていてくれたんですかね…」としんみり。進路志望は現時点でプロ7割、社会人3割というが「プロに行くなら、1位で競合するくらいの力で行きたいんです。結果を残して、おばあちゃんにいい報告ができるようにしたい」と飛躍を誓った。

キレのある直球も魅力だが、自信を持つのは変化球。120キロ台のスライダーと130キロ台で落ちるカットボールが生命線だ。「スライダーは調子が悪くてもカウントが取れる。スライダーがよくない日でもカットがある」。体からやや腕が離れるフォームは、肘などへの負担にもなるが、角度をつける武器にもなっている。「(負担に)耐えられる体をつくる」と肉体強化が一つの課題だ。

 

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