桐蔭横浜大・片山皓心投手、創価大3年・鈴木勇斗投手、両左腕が飛躍

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関東地区大学野球選手権の決勝は、桐蔭横浜大が4年生の片山皓心投手、創価大が3年生の鈴木勇斗投手の、ともに連投となる両左腕の先発で始まった。

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両左腕が飛躍

桐蔭横浜大の片山皓心投手は、日立一時代は130キロ前後のストレートを投げる左腕投手だったが、大学に入りその素質を開花させ、147キロ左腕に成長した。

この日は準決勝から連投ながら先発すると、「前日の投球数が少なかったので、思いのほか体に張りなどがなく、中1日だった準決勝より状態は良かったくらい」と話すように、4回までパーフェクトピッチングを見せる。5回にヒットを許すと7回までに2本のホームランを許し2点を失うが、8回にはギアを入れなおすと、9回に自己最速の148キロを記録した。

「打者を見ながら要所で力を入れる投球ができるようになったことで、9回でもその数字が出せたのでは」と話した。9回2アウトからは、前の打席でホームランを打たれている門脇誠選手と対戦し、11球粘れたものの、最後の149球目で外角のストレートで空振り三振を奪った。

片山投手は今大会3試合連続完投勝利を挙げ、MVP、最優秀投手に輝いた。大きく飛躍した大学野球を卒業し、来年からは社会人野球でプレーする。2年後のドラフトに向けて注目選手となりそうだ。

また創価大も、準々決勝から3連投となる3年生の鈴木勇斗投手が先発をした。こちらは「真っすぐが走っていなかった。変化球でかわそうとしたが自分の力不足だった。」と、4回を投げて4安打3失点で降板し「4年生のために勝って終わりたかった」と話した。

しかし、今大会は最速152キロを記録し、準決勝の上武大戦ではリリーフで3回2/3をノーヒット9奪三振の圧巻の投球を見せ、岸監督も「正義を思い出した。圧巻だったね」と、田中正義投手と比べて評価した。この日も、埼玉西武ドラフト1位の渡部健人選手は2打数ノーヒットに封じ、「プロ野球選手と意識していた。自分のボールを試してみたかった。真っすぐで勝負できたことは今後の自信になる」と話す。

敢闘賞を受賞した鈴木投手は、「3日間で課題もプラスも沢山出た。疲労がたまった時でも打たれないように変化球を磨いていきたい。レベルアップしてハマスタに戻りたい」と話し、来年のこの大会での優勝を誓った。来年はドラフト候補として注目されることになる。

両左腕が大きく飛躍をした大会となった。

桐蔭横浜大学のドラフト候補選手の動画とみんなの評価
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5~7回に2本のソロアーチなどで1点ずつ失ったが、8、9回にギアを上げ、1点のリードを守り切った。9回のマウンドでは、自己最速を1キロ更新する148キロをマーク。「打者を見ながら要所で力を入れる投球ができるようになったことで、9回でもその数字が出せたのでは」と自己分析した。

決勝の桐蔭横浜大戦は西武からドラフト1位指名された渡部健人内野手(4年)を2打数無安打に封じた。2回の第1打席は内角への144キロ直球で見逃し三振を奪い「プロ野球選手と意識していた。自分のボールを試してみたかった。真っすぐで勝負できたことは今後の自信になる」と胸を張った。

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