一昨年に石原貴規捕手が広島にドラフト5位で、昨年は森浦大輔投手が同じく広島にドラフト2位で指名された天理大は、今年も井奥勘太投手、牛島樹投手と言うプロ注目選手がいる。
3年連続プロ野球選手誕生は?
井奥勘太投手は171cmと上背はないものの、左で長い腕から投げられるストレートは145キロを記録し、昨年12月に行われる予定だった侍ジャパン大学代表候補合宿に召集される予定だった。合宿が中止となり全国にアピールをする機会はなくなったものの、チームの日本一を目標に掲げ、「野球はピッチャーで決まると思って練習している」と、投手力で日本一を手にする。
牛島樹投手は182cmの右腕投手で最速148キロを記録する。右の本格派投手としてプロも注目をしている。「2人でチームの日本一を勝ち取りたい」と、井奥投手とともに両輪としての活躍を誓った。
進路については「監督とも相談して決めたい」と話し、プロ志望の明言はしなかった。しかし、井奥投手が「2人でプロに行ければ最高」と話すと、牛島も「そうなったらベストですね」と話し、プロを視野にいれている。
天理大からは2年連続でプロ野球選手が誕生しており、今年は3年連続、そして複数の指名の期待がかかる。リーグ戦を制し、大学野球選手権で二人の投球を全国で見せられれば、その可能性は高くなりそうだ。

最速145キロ左腕で侍ジャパン大学日本代表強化合宿メンバー入りした井奥が「2人でプロに行ければ最高」と話せば、同148キロ右腕の牛島も「そうなったらベストですね」と呼応した。ともに進路については「監督とも相談して決めたい」としたが、一昨年の石原、昨年の森浦(ともに広島)に続ければ注目必至だ。

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