151キロ右腕の早稲田大・徳山壮磨投手が玉川大とのオープン戦で先発し、阪神・埼玉西武など4球団のスカウトが高い評価を示した。
149キロ
徳山壮磨投手は、大阪桐蔭でセンバツを制覇するなど力のある投球を見せる右腕として、高校時代から注目をされている。大学でも実績を重ねていたが、ドラフト候補として注目された今春のリーグ戦は、球速が140キロ前半しか出ず、防御率も3.54と結果を残せていなかった。
この日の玉川大戦で先発をした徳山投手は、5回を投げて4安打4奪三振無失点、最速も149キロを記録した。「ストレートをしっかり投げきれた」と話した。秋に向けて夏のオープン戦では球威が戻り、「やっと元に戻った僕を早く見てほしいという気持ち」と話していたが、視察に訪れた4球団8人のスカウトにアピールをした。
スカウトの評価は次の通り。
西武・潮崎編成グループディレクター:「春先に見た時よりもだいぶスピードが戻ってきていた。これくらい投げられれば、上位クラスの評価できる」
阪神・平塚スカウト:「球種を持っててピッチングができるのが強み」
右の本格派で実戦的なタイプの投手である徳山投手、本来の力をみせられれば、プロでも1年目から1軍の先発入りを争えるくらいの力がある。
小宮山悟監督は「可もなく不可もなく、という感じですね」と評価したが、秋のリーグ戦ではその力を存分に見せて、プロ入りの夢をしっかりと掴んで欲しい。リーグ戦の投球によっては、ドラフト2位までに入ってくる可能性もある。

この日は、4球団8人のスカウトが視察。阪神・平塚スカウトは「球種を持っててピッチングができるのが強み」。西武・潮崎編成グループディレクターは「春先に見た時よりもだいぶスピードが戻ってきていた。これくらい投げられれば、上位クラスの評価できる」とその復活ぶりに高評価が相次いだ。
ネット裏には4球団のスカウトが視察に訪れ、西武・潮崎哲也編成グループディレクターは「スピードが上がって、春よりも良くなっている」と評した。
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