東洋大・細野晴希投手は153キロ計測、2回1安打4奪三振の投球に日本ハムGM「また一段と良くなった」

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侍ジャパン大学代表選考合宿では、紅白戦の初戦の先発マウンドに、東洋大の155キロ左腕・細野晴希投手が登った。

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入れ替え戦を控え

この春の東都2部リーグはどちらかというとまだ調子が上がっていないような感じで、細野晴希投手本人も入れ替え戦にピークを持っていくように調整していると話していたが、それでも2部では5勝0敗、防御率0.82で1位、58奪三振も1位と圧倒し、MVPと最優秀投手にも選ばれている。

入れ替え戦が金曜日に控えていることもあり、この日もゆったりとしたフォームから、それほど力感を感じさせないような投球だったが、それでも最速は153キロを記録し、2回を投げて4つの三振を奪った。

「リーグ戦から時間があって、低めに投げることを続けてきて、今日はちょっと高めに投げることも試した。感覚的には150キロぐらいという感じだった。」と話し、「入れ替え戦前の最後の調整という感じできょうは投げました。これだけいい打者と対戦できて抑えられて、自信にもなりました。すごくいい方向に進めるかなと思います」と飄々と答えた。

この日は10球団のスカウトが視察をしたが、北海道日本ハムの稲葉GMは「見るのは去年の12月以来ですが、また一段と球も良くなった。左投手は貴重だと思うので楽しみですよ」と評価した。

細野投手についてはもう格が違う印象で、選ばれる選ばれないという段階にはもういない。とにかく今は1部昇格だけを考えていると思われ、金曜日の本気の細野投手の投球が楽しみでしかない。

そしてその大きな役割が終わったあと、今度は将来を見据えてアメリカ代表を相手にどんな投球をするのかが注目される。ドラフト会議では1位で何球団が指名するかが注目される。抽選で引き当てた球団は、DeNAの今永投手のような左のエースを獲得することになる。

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第44回日米大学野球選手権大会(日本時間7月8日開幕・米ノースカロライナ)の出場選手を決める侍ジャパン大学代表選考合宿は18日、バッティングパレス相石スタジアムひらつかで2日目を迎え、紅白戦が行われ
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yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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