日本ハムのドラフト1位・細野晴希投手が2回途中1失点で降板

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東都リーグ1部2部入れ替え戦では、東洋大のエースで北海道日本ハムからドラフト1位指名を受けた細野晴希投手が満を持して登板したものの、四死球などでピンチの投球が続き、1回2/3で無念の降板となった。

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4四死球

この日の細野晴希投手は良くない方の投球となった。初回は連続四死球でノーアウト1,2塁のピンチとなり、その後、1,3塁となったもののなんとか無失点に切り抜けた。これで立ち直るかと思われたが、2回も2アウト1,2塁のピンチに次の打者に四球を与え、そこで降板した。43球を投げて2安打3奪三振4四死球で1失点だった。

この日はインタビューには出られずにコメントなどはなかったが、井上監督は「想定内です。だから投手を8人入れています」と話し、細野投手の投球については想定もしていたと話す。それでも、「最後だからやってくれるだろうと思ってマウンドに送った」と話し、この日は6投手で11四死球を与える乱調に、「寒いのもあったけど、投手陣に頑張ってほしかった」と話した。

細野投手は大きく投球が乱れるということは無いが、特にカーブなどがストライクがコールされないとずっと同じ球を投げるような所があり、そうなると四死球が増え、ストレートのキレや強さが弱まる。カーブでストライクが取れると無双の投球をするので、ほんの少しの所だが、プロでは投げる球場も複数あるし、試合ごとにアジャストしていく必要もある。そこの課題の克服が鍵となりそうだ。

試合は7-7で引き分けとなり、入れ替え戦は今日3回戦が行われる。水谷主将は「最後なので同じ失敗はしないと信じている」と話し、細野投手の大学最後となるかもしれない投球に期待を込めた。

2023年ドラフト会議指名選手一覧
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