創価大の立石正広選手が明治神宮大会決勝の青山学院大戦で2安打を放ち、大会記録を1本更新する10安打を記録した。来年のドラフトに向けて大きなアピールとなる大会となった。
「来年の春」
この日の決勝戦でも3番サードで出場した立石正広選手は、同じく来年ドラフト注目候補の青山学院大・中西聖輝投手から初回にセンター前ヒットを放つ。そして8回には3塁ランナーを還すライト前ヒットを打ち、2安打1打点と活躍を見せた。
これで今大会は4試合で10安打を記録し、これまでの記録を1本更新した。「自分が一番驚いています。きょうもヒット数は多かったし、全国2位になったのはプラスにとらえて、全国でも戦えることが分かったのでもっとレベルアップして戻ってきたい。来年の春、ここに戻ってこられるようにリーグ戦を頑張りたい。」と話し、「来年はドラフトにもかかわる大事な年。オフにしっかり鍛えたい」と来年のドラフト会議を見据えた。
視察したスカウトも「目立ちすぎた。」と話し、今大会の立石投手のアピールが非常に大きき、ドラフト1位という声も出てきた。来年のドラフト会議では、野手の目玉候補となりそうで、右の強打者としては今年の西川史礁選手や佐々木泰選手に並ぶ評価となるのではないかと思う。
来年春にリーグ戦で5本塁打くらいを放ち、ドラフト1位評価を確実とした上で、侍ジャパン大学代表などのプレーなどでも機会があればしっかりと注目してゆかなければならない選手となる。
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