明治神宮大会は大学の部の決勝戦が行われ、青山学院大が７−３で創価大に勝利し優勝した。春・秋のリーグ戦と大学野球選手権、明治神宮大会の４冠を達成し、西川史礁選手や佐々木泰選手はプロへと飛び立つ。
３年生
プロへ飛び立つ西川史礁選手や佐々木泰選手にとって、安心してチームを出られる大会となった。
今大会、西川選手はリーグ戦中の指の骨折で代打で２打席に出場のみ、また、佐々木選手も大会中にケガで準決勝、決勝を欠場した。しかし、投げては３年生エースの中西聖輝投手と２年生の鈴木泰成投手がしっかりと抑え、打ってもこの日は中田達也選手が満塁ホームランを放ち、準決勝でも初谷健心選手がサヨナラ打と、３年生で主軸に入った二人が見事に栄冠を勝ち取る働きを見せた。
佐々木選手は、ベンチで主将として後輩を励まし続けた。「大学4冠を獲らないといけないという気持ちの中で、毎日を過ごしてきた。ほっとした気持ちが一番です」と話す。最後は応援団の前で「青学、４冠獲ったよー！」と絶叫した。そして「ここで満足するなという試練だと思っています。この悔しさを糧にし、プロの舞台で早く活躍できるようになりたいです」と話し、最後をケガでプレーできなかった事をバネに、プロでの活躍を誓った。
昨年のドラフト１位の常廣投手と下村投手、今年のドラフト１位の西川選手、佐々木選手、そして来年も青山学院大からドラフト１位でプロ入りする選手が続いていくことができるか、青山学院大の強さの系譜は続いていく。
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2024年11月25日
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