夏の甲子園でベスト8に進出し大きな話題となった大社高、エースの馬庭優太投手も140キロ台のストレートを投げ、2018年の金足農・吉田輝星投手のようなヒーローになった。
4年後
高い制球力と勝負のときに強い気持ちがあり、投げる球もキレ抜群のストレートは143キロ記録し、ドラフト候補としても注目された。話題性もあり、プロ志望届を提出すれば・・・、という可能性もあったが、馬庭優太投手は迷うことなく進学を決断したという。
「自分の人生が全部変わった。周りから話しかけてもらってすごい嬉しかったです」と話す。しかしプロへの挑戦については「自分を上に見るのは嫌なので、プロに入ったとしても自分のレベルじゃ通用しない。自分を磨くために大学を選びました。周りに支えてもらってああいうピッチングができるのが自分。実力ではない。足元を見て選んだ結果が大学でした」と、迷うことなく大学進学を決めた。
それでも夢はプロだ。「絶対最後はプロでプレーしたい。もう一度甲子園でプレーしたいなという気持ちもあります」と話す。目標とする福岡ソフトバンクの和田毅投手のように、球速以上に感じられる伸びのあるストレートを手に入れて、4年後に堂々とプロ志望届を出すために、大学で成長することを誓った。
大学野球でも1年から注目されるだろうし、夏の球を見せられれば成績も残せるくらいのものはあると思う。ただしまずは体を作って、球速も150キロ近くには伸ばさなければプロ入りは難しい時代になっている。身体づくりをしっかりと行って、3年生、4年生で大きく活躍をしてドラフト会議で指名される投手になって欲しい。
いずれにしても、2024年の高校野球で、高校生左腕投手のドラフト候補として輝いた投手だったのは間違いない。
大社エース・馬庭がプロ志望届を出さなかった理由 ー デイリースポーツ紙面
コメント
元々ドラフト候補レベルじゃないしチームがベスト8に行ったというだけで高校野球ファンに無駄に持ち上げられてしまった選手。勘違いしてプロ志望なんてことにならなくてよかったよ。