札幌学生大学リーグで、プロが注目する153キロ右腕・北海学園大の高谷舟投手が、北海道大との2回戦に先発すると、8回まで1安打11奪三振の圧倒的な投球を見せた。しかし、9回にヒットと連続四球からタイムリーを浴びて完封を目前に降板した。
プロ注目右腕
高谷舟選手は8月25日の開幕戦、札幌国際大戦では9回2アウトからリリーフ登板し、打者一人を打ち取っていた。この日の北海道大戦は先発をして連投となったが、最速150キロの速球を軸に北大打線を8回まで1安打11奪三振で無失点に抑える見事な投球を見せた。
しかし5−0とリードした9回、先頭打者にセンター前ヒットを許すと、その後、連続四球でノーアウト満塁のピンチを招く。そしてタイムリーヒットを浴びて失点し降板した。2年生左腕の長内陽大投手がリリーフで登板したが、守備のミスも出て最後は5−3と2点差まで迫られた。
なんとか勝利をしたものの、島崎監督は「今日は取材なしで」と取材は受けずに、厳しい表情を見せた。前日もプロ注目左腕の木村駿太投手が先発したが、9回2アウトまでに142球を投げており、高谷投手が緊急登板しているが、2連勝をしたものの連日の9回の投手継投に監督もチームも快勝と言えないものがある。
159キロ右腕の工藤泰己投手が登板していないものの、高谷投手、木村投手には地元北海道日本ハムなども注目をしており、10月に迫ったドラフト会議に向けて、大切なアピールの戦いともなる。最後に自分の力をすべて見せて、悔いなく10月23日を迎えられるように、次は快勝と思える勝利を目指したい。
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