東京ヤクルトは、ドラフト1位で指名した法政大・山下輝投手に、小川GM、橿渕スカウトグループデスクが指名あいさつを行った。
高校時にU18代表経験
あいさつをした小川GMは、「ボールの強さ、変化球の精度は高い。即戦力ということで指名した。即戦力左のエース、球界を代表するピッチャーになってほしい」と期待を伝えられ、山下投手も、同学年の村上選手の名前を挙げ、「一緒に少し先を引っ張りたい。同級生として負けないように頑張りたい」と話した。
山下投手は188cmの大型左腕投手、しかし法政大では1年時にトミー・ジョン手術を行い、リーグ戦の登板は昨年夏に行われた春のリーグ戦が最初だった。それでもそこから4勝5敗、防御率1.77、56回で17四死球、52奪三振と好成績を残している。
山下投手は木更津総合時代も、早川投手の次のエース左腕として注目されたが、やはり故障などで登板は少なかった。それでも小枝監督が侍ジャパンU18代表に選び、カナダで行われたU18W杯には、三浦銀二投手、徳山壮磨投手、磯村峻平投手といった現在の東京六大学のエース達と共にプレーした。
ちなみに、その代表には清宮幸太郎選手、安田尚憲選手、中村奨成選手、古賀悠斗捕手や、2年生だった小園海斗選手、藤原恭大選手など錚々たるメンバーがいたが、村上選手は選ばれていない。
徳山投手、三浦投手が横浜DeNAに指名され、東京六大学に引き続き、ライバルとして投げることになる。また、代表でチームメイトだった明治大の丸山和郁選手が、ヤクルトのドラフト2位で指名され、再び同じチームでプレーすることになる。
世代を代表する投手になり、今度は侍ジャパンのトップチームで日の丸を背負って、2017年U18のリベンジをしてほしい。





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