阪神、ドラフト1位指名を、JR東日本・吉田一将投手、九州共立大・大瀬良大地に絞る

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 阪神の中村GMや南球団社長が、6日に坂井オーナーにドラフト会議の戦略について報告を行ったとサンケイスポーツが報じている。

 その前の4日、和田監督と中村GM、南球団社長が補強についての話し合いを行っており、そこで補強の方針について固まった模様で、それをオーナーに報告した形となる。

 その中でドラフト会議については1位指名を即戦力投手にすることも決定済みのようで、サンスポによると、JR東日本・吉田一将投手、九共大・大瀬良大地投手の2人に絞ったという。また近日中にスカウト会議が開かれるという事で、早ければそこでドラフト1位指名選手を公表するかもしれない。

 阪神はドラフト1位指名で抽選を外した場合にも即戦力投手を指名する予定で、セガサミー・浦野博司投手、東京ガス・石川歩投手のほかにも、富士重工・東明大貴投手、日本生命・柿田裕太投手もリストアップしている。また2位では捕手の指名が濃厚で、花咲徳栄・若月健矢捕手や福岡大・梅野隆太郎捕手などをリストアップ、さらに獲得できなかった場合にも大商大・桂依央利捕手などもリストアップしている。

 また今年は福留選手が抜けたポジションを今成亮太選手などいろいろな選手が守ったものの、マートン選手も今後がどうなるか分からない状況で外野手が不足している印象がある。伊藤隼太選手、緒方凌介選手、一二三慎太選手などもおり、外国人選手での補強も考えられるポジションだが、日本人選手に刺激を与えたい。中村GMは明治大・岡大海選手を高く評価しており、岡選手も身体能力の高さと熱さを持つ選手で、新庄剛志選手のような活躍とチームの活性化が期待できるかもしれない。

 阪神・坂井信也オーナー(65)=電鉄本社会長、南信男球団社長(58)、中村勝広GM(64)らが前日7日に集まり、会食をしていたことが8日、分かった。球団関係者によると主な話題は今月24日のドラフト戦略だという。その席で球団側は総帥に即戦力投手を1位指名することを報告。JR東日本・吉田一将(24)、九共大・大瀬良大地(22)の両右腕にしぼったとみられる。

 9日には大阪・野田の電鉄本社でオーナー報告会が行われ、近日中にもスカウト会議が開催される。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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