横浜高、浅間大基選手が5打数5安打、高濱祐仁選手が3ランホームラン、伊藤将司投手が毎回14奪三振

高校野球ドラフトニュース 2014年ドラフトニュース

 夏の高校野球、第6日目の第1試合でで横浜高校が登場、スタメン9人中8人が2年生という布陣で丸亀高校と対戦した。

 3番センターに入った浅間大基選手は初回にレフト線の2ベースヒットを放つと、3回にはセンターオーバーの2点タイムリーヒット、5回にはライト前にヒットを放つ。7回にはボテボテの投前ゴロも俊足をいかして内野安打、投手の悪送球でサードまで進む。そして9回は初球を楽にはじき返してレフト前ヒット、手が付けられない状態だった。

 左腕・宮崎耕大投手のカーブやボール球になるストレートにピクリとも動かず、ストライクゾーンに入った球を逃さずに左右に打ち分けた。これだけの打撃センスを見せられては、何も言う事は無い。もっと高いレベルでこの打撃ができるのかが楽しみだ。

 また5回には浅間大基選手が作ったチャンスで、4番の高濱祐仁選手が初球のインコースのストレートを振り抜き、レフトスタンドへ突き刺した。中学時代からホームランを打ちまくり、横浜高校へ入学して1年生から21本のホームランを放ってきた。22本目は憧れの甲子園でもホームランになった。今大会で何号まで伸ばすのかに期待がかかる。

 そして投手の伊藤将司投手。ストレートは130km/h前半だが、チェンジアップ、スライダーといった変化球で追い込んでから投げる速球にバッターは空振りした。ストレート自体もキレがある。毎回の14奪三振を記録、8安打3四死球1失点と言う内容だった。

 桐光学園・松井裕樹投手を打ち崩した2人と抑えた伊藤選手の強さ、黄金世代と言われる2年生の安楽世代でも、代表格の選手が揃う。安楽智大投手や高橋光成投手といった選手達と対戦したら、どんなバッティングを見せるのだろう。そして来年のドラフトはどんな事になるのだろう、今からワクワクする。

 主役を張るのが、1年春から4番を打つ主砲だ。3点リードの5回1死二、三塁。高浜が内角直球を力で押し返し、高校通算22発目の3ランを左翼席に運んだ。神奈川大会準々決勝で桐光学園・松井裕樹(3年)から同点弾を放った17歳は「甲子園で本塁打を打つことが、小さい頃からの夢だった」。名刺代わりの全国初アーチに、童顔がほころんだ。

 “兄超え”だ。中3までは中田翔(現日本ハム)に憧れ、大阪桐蔭を目指した。それを変えたのが、OBの兄・卓也(現ロッテ)の存在。「横浜の理由は兄のセンバツ優勝(06年)と応援で満員の横浜スタジアムを見たこと」(父・晋一さん)。兄が聖地では1本も打てなかった一発を放ち「兄より少し上にいったかな」と笑った。

 高浜より目立ったのが、3番・浅間だ。右に左にシュアな打撃を披露し5打数5安打2打点の大暴れ。「高浜に負けたくないというのは心のどこかにある」と強さの裏の競争意識を明かした。投げてはエース・伊藤が今大会最多の14三振を奪い、1失点完投だ。

横浜、2年生コンビが大暴れ!5安打&3ラン  - サンケイスポーツ:2013/8/14

 「5打数5安打がこの舞台でよかった。きのうフォームを修正し、打てた。甲子園の打席は球が見やすいと思った」  左翼線二塁打、中越え二塁打、右前打、一塁内野安打、そして左前打と広角に「10割」の浅間が笑顔を見せた。

 高浜も球場を驚かせた。内角攻めに凡打が続いた後の3打席目、五回一死二、三塁。同じ所を突いてきた初球の直球を左翼席に運んだ。  「ちょっと詰まったと思った。ここでの一発は夢で、できてよかった。甲子園のホームランの目標は4本です」

 「ちょっと詰まったけど、入ると思った。甲子園で(本塁打を)打つのが夢だったので、気持ち良かった」  3―0の5回1死二、三塁。前の2打席で悩まされた丸亀の左腕・宮崎の内角の速球に、器用に腕をたたみながら振り抜いた。「内角の直球を狙っていた。(相手投手の)映像を見たときから内角ばかりを攻めていたので、また内角にくると思ったし、来たら思い切り振ると決めていた」。試合を決定付ける3ランに胸を張った。

 高浜の兄・卓也(現ロッテ)は横浜で06年センバツ優勝。その春の全試合を甲子園のアルプス席から見届けたわずか9歳の高浜は、当時自宅のあった福岡県から遠く離れた横浜への入学を心に決めたという。そして、ついに同じ場所に立った。兄は甲子園で本塁打を打つことはできなかっただけに、高浜は「少しは上をいったかな」と照れ笑いし、「あと3本打つ」と宣言した。

 この一撃。桐光学園(神奈川)の松井裕樹対策のたまものでもあった。今春の神奈川県大会4回戦で松井に内角を攻められ続け、13三振を喫して零敗。高浜は試合後、屈辱感に泣きじゃくった。そこから打倒・松井に明け暮れた。投球マシンを5メートル前に出し、150キロ、さらにコースも内角に設定。打ち込みを重ねた。そして今夏神奈川大会の準々決勝で松井から同点のバックスクリーン弾。「松井投手を打ったことで自信になった」と、その成果を甲子園でも同じ左腕相手に示した。

 同じく松井から決勝の右越え本塁打を放った3番浅間も「3、4番なので2人が打たないと勝てない」と奮起。1―0の3回1死一、三塁で2点適時二塁打を放つなど、5打数5安打2打点。4番高浜が「目の前で5本打たれると悔しい」と言えば、浅間は「心のどこかで負けたくない」。3、4番で計5打点。1年時からチームを引っ張ってきた2人が、その力を大舞台で遺憾なく発揮した。

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