プロ志望の早稲田実・野村大樹選手が、決断の理由話す

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9月10日にプロ志望届を提出した野村大樹選手が、取材に応じてプロ志望の理由を話した。

清宮選手活躍も

野村大樹選手は、高校通算68本塁打を放つスラッガーで、早稲田実では1年時から活躍し、3番・清宮幸太郎、4番・野村大樹の中軸は他の高校から非常に恐れられていた。2年春にセンバツに出場し、初戦の明徳義塾戦で2安打、2回戦の東海大福岡戦で3安打を放ったものの、今年は春・夏の甲子園で出場を逃した。

またチーム事情から捕手を任されることになり、また清宮選手が抜けてからマークが非常にきつくなったこともあり、昨年秋から春ごろまでは打撃でも苦しんだ。しかしこの夏の八王子戦では2本のホームランを放つなど、変わらない強打を見せていた。侍ジャパンでは強打の右バッターが少なく、野村選手がいればという思いもあった。

早稲田実は早稲田大に進学する選手も多く、昨年も清宮選手が進学かプロ入りかの進路で注目されていた。そして野村選手には、早稲田大との関係もあるので清宮がプロ入りしたから野村は大学に進学、といった噂も流れたが、野村選手はプロへの思いがもともと強く、夏の大会終了後から両親や監督などと話し合いを続け、「最後はプロで活躍するという夢を追いたいと思った」と、自分の意思を通してプロ志望を決めた。

また、プロ志望をした理由には、清宮選手が1年目からプロで活躍している姿を見せた事も、「少なからず影響はありました」と話している。「志望届を出すとき、1番に報告しました」と清宮選手に真っ先に報告をし、清宮選手からは「そうか。よく決めたな」と連絡があったという。

体は清宮選手ほど大きくないが、長打力抜群で、またチャンスに強い打撃を見せる。また負けん気も強く、高校1年時は清宮選手の1年時よりも多くのホームランを放つなど、清宮選手にも対抗心を燃やして成長してきた雰囲気がある。「右にも左にも打てることが長所。木でも打てると思うので、負けずにやっていきたい」と話し、すでに木製バットで練習を積んでいる。清宮選手のプロ1年目の成績も越してくるのではないかとも感じさせる。

和泉監督も、プロ入りの決断を尊重した。「野球をよく分かっているので、多少時間はかかっても与えられたポジションをこなせると思う。本人の気持ちを尊重して、応援します」と話し、この1年はチームのために捕手というポジションを守ってくれたことを感謝するとともに、プロ入りへの決断の後押しをした。

今年、甲子園に出ていれば、U18に選出されていれば、勝負強さ、長打力、意識の高さ、そして頭の良さでも根尾昂選手と対抗できたかもしれないと思わせる。プロでも例えば日本ハムに入れば清宮選手を、他のチームに入っても目標の選手を設定し、そこに向かって成長できる選手だと思う。「やるからには1番を目指す」と話し、昨年・清宮選手がプロ入り時に目標として話した王貞治氏を目標に、高校からプロ入りをする。

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1年夏から4番を任されており、日本ハムの清宮幸太郎内野手とは2年間、中軸を形成した。ルーキーながら1軍で結果を出している先輩に「志望届を出すとき、1番に報告しました」と笑顔で明かした。
長打力が最大の武器。木製バットでの練習も積んでおり「右にも左にも打てることが長所。木でも打てると思うので、負けずにやっていきたい」と話した。内野に加え、捕手もプレー可能だ。和泉実監督は「野球をよく分かっているので、多少時間はかかっても与えられたポジションをこなせると思う。本人の気持ちを尊重して、応援します」と話した。

プロへの思いは1年秋に芽生え、今夏西東京大会敗退後に改めてプロか進学かで両親と話し合いを重ねて「最後はプロで活躍するという夢を追いたいと思った」という。日本ハム・清宮の活躍も決断の一助になり、志望届提出時には一番に報告。「よく決めたな」と返信があった。大先輩の王貞治氏を目標に「やるからには1番を目指す」と意気込んだ。

1学年上の清宮のプロ入りも「少なからず影響はありました」と話し、先輩にはLINEで報告。「『そうか。よく決めたな』と連絡がありました」と明かした。目標の選手は高校の大先輩である王貞治氏。プロ志望届を提出した10日は自身の誕生日で「ちょっと狙いました」とはにかんだ。

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