大阪桐蔭・1年生の西野力矢選手が2ラン・満塁弾、おかわり2世

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春夏連覇を果たした大阪桐蔭は、新チームが秋季大阪大会1回戦に登場し、新たなスター候補が中心に座ってスタートを切った。

新チーム

大阪桐蔭は今年、センバツ・夏の甲子園での春夏連覇を達成した。根尾昂選手、藤原恭大選手、中川卓也選手など最強世代と言われた3年生が中心で、他の強豪高校が翌年以降の事も考え1,2年生を甲子園メンバーに入れてくる中で、大阪桐蔭は夏の甲子園でベンチ入り18人中16人が3年生だった。

夏の甲子園優勝を果たした分、新チームへの準備は遅れがちになる。そして、最強世代の3年生がいたなかで、経験不足という声もあった新チームだが、この日の秋季大阪大会初戦は、堺工科を相手に17-0のスタートを切った。そして、その中心には1年生の西野力矢選手が座った。

西野選手は和歌山出身で、180cm86kgの大きな体がすでにある。中学時代は35本塁打を放ち、右のスラッガーとして期待され大阪桐蔭に入学した。この日は、中川選手が座り続けた3番ファーストで公式戦初出場をすると、初回に1アウト1塁の場面で初打席に入ると、2球目のストレートを振りぬきレフトスタンドに運んだ。そして4回、満塁の場面で打席に入ると、初球のストレートをフルスイングし、打球はレフトの防球ネット上部に直撃する特大のホームランとなった。初めての公式戦で2本塁打7打点の活躍を見せた。

入学時には98kgの体重があったが、厳しい練習により12kg減った。絞られた体でいきなりの活躍、西谷監督は「いいものを持っているし、このチームで軸を打ってほしい」と、主軸として成長してほしいと期待をしている。

また大阪桐蔭は主将で5番を打った2年生の中野波来選手もレフトスタンドにホームランを放ち、また4番には1年生の船曳烈士選手が入り2安打1打点の活躍を見せた。レギュラーメンバー総入れ替えの大阪桐蔭も、さすがに選手がそろっている。甲子園3季連続優勝を目指しスタートを切った。

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まだあどけない表情の16歳はぎこちなく笑った。大事な新チームの初戦。記念すべき一戦で公式戦チーム初本塁打を放ったのも西野だった。初回1死一塁。2球目の内角直球を振り抜き、左翼へ先制の2ランを放り込んだ。2打席連発に加え、3回には大飛球の中犠飛。公式戦デビュー戦で7打点の離れ業を演じた。

 史上初の春夏春3季連続甲子園Vを目指す初戦は、1年生4番の船曳烈士右翼手が2安打1打点、主将で5番の中野波来(はる)中堅手が3回に左越え2ラン。新クリーンアップで8安打中5安打をマークした。指揮官は「叱ってばっかり。3年生にも『そんなんじゃ勝てないぞ!』とガンガン言われています」とハッパをかけているが、新顔が並んでも強さを感じさせる初陣だった。

今夏の甲子園はボールボーイとして、先輩たちの雄姿をスタンドよりも近い距離で見つめた。「(相手を)圧倒する野球で、どんどん振っていくのがすごかった」-。西野の2発はいずれもファーストストライク。脳裏に焼きつけた“大阪桐蔭スタイル”をしっかりと発揮してみせた。
「まだまだ技術的に足りない。1年なのでがむしゃらに、思いっきりやるだけだと思います」

西野は身長180センチ、体重86キロと大柄だが、入学時の体重は98キロ。「(練習の)きつさとか全然違いました」と約半年で12キロも減量した。この日の2本のホームランで通算本塁打は9本に。「まだまだ技術的には足りない。1年生なのでがむしゃらに思い切ってやるだけです」と話した。西谷浩一監督(49)も「軸を打ってもらいたいと思っている。まだ1年生なので伸び伸びやってくれています」と期待するスラッガー。前チーム経験者は主将の中野波来(はる)外野手、副主将の宮本涼太内野手(ともに2年)の2人だけだが、新チームの未知なるパワーも楽しみだ。

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