センバツ注目投手TOP5は?という記事で、センバツ大会前の投手の予想を行った。今日はその答え合わせをしてみたい。
TOP5
※評価欄は大会前のイメージと比べて
選手名 | 高校 | 左右 | 球速 | 大会前 | 評価 |
奥川恭伸 | 星稜高 | 右 | 151(150) | TOP5入り | 想像以上 |
及川雅貴 | 横浜高 | 左 | 146(153) | TOP5入り | 想像通り |
河野佳 | 広陵高 | 右 | 150(148) | TOP5入り | 想像以上 |
中森俊介 | 明石商業 | 右 | 147(145) | 注目投手 | 想像通り |
岩本大地 | 石岡第一 | 右 | 144(147) | TOP5入り | 想像以上 |
2019年センバツ大会ドラフト候補番付にも掲載している通り、TOP5はこの5人。その中で、奥川投手は球速も自己最速を更新し、投球内容も想像以上の内容だった。
及川投手は期待としては完封、150キロ記録というものは持っていたが、体が大きくなっている途中で球速も伸びている途中、変化球も習得中という事で想像通りだった。
広島の河野投手もリリーフで150キロを記録する事は想像できたが、先発で完封するのは想像以上だった。まだスタミナ面で課題もあるが実力は十分ある。中森投手は昨年夏のスケールからこの投球は想像通りだった。センバツは2年生投手の活躍で優勝する事も多く、優勝するかと思っていた。
岩本投手は想像以上、球威でバンバン空振りを奪う所の他に、左右に変化球をコントロールでき、試合を支配できる投手になっていた。
習志野の飯塚脩人投手は大会前にTOP5に入れていたが、中森投手と入れ替えとなった。ただし球速は148キロを記録し、低めへの制球も十分。何よりリリーフでチームに勝利をもたらし準優勝したことは非常に大きい。昨年の日大鶴ケ丘の勝又温史投手(横浜DeNAドラフト4位)のような筋肉の強さもあり、ハートも強い投手だった。
その他に大会前に注目していた投手
選手名 | 高校 | 評価 |
西舘昂汰 | 筑陽学園 | まだまだ |
村田賢一 | 春日部共栄 | まだまだ |
清水大成 | 履正社 | まだまだ |
前佑囲斗 | 津田学園 | 想像通り |
石原勇輝 | 広陵 | まだまだ |
森勝哉 | 広陵 | まだまだ |
西原健太 | 札幌大谷 | まだまだ |
香川卓摩 | 高松商 | 想像通り |
中塚光晴 | 高松商 | まだまだ |
野沢秀伍 | 龍谷大平安 | 想像通り |
浮橋幸太 | 富岡西 | まだまだ |
岡本大翔 | 米子東 | 登板せず |
上井健太朗 | 札幌第一 | 想像通り |
根本大蓮 | 松山聖稜 | まだまだ |
木下幹也 | 横浜 | まだまだ |
松本隆之介 | 横浜 | まだまだ |
平安山陽 | 松山聖稜 | 想像通り |
阿部剣友 | 札幌大谷 | まだまだ |
若杉晟汰 | 明豊 | 想像通り |
履正社の清水投手、津田学園の前投手、高松商の香川投手、龍谷大平安の野沢投手、明豊の若杉投手は想像通りで良い投球だった。また、札幌第一の上井投手も結果は良くなかったが力のある球を投げており、平安山投手も来年に向けて良さを感じさせるものがあった。
その中で筑陽学園の西舘投手は大会前に145キロを記録したという事もあり期待をしていたがまだまだの内容だった。他にも広陵の森投手、札幌大谷の西原投手、松山聖稜の根本投手、横浜の松本投手と木下投手には、やや期待が大きすぎたかもしれない。それでもそれぞれ良いポイントも見つけられ、将来、または今年もあるきっかけで大きく飛躍するかもしれない。
そして大会前に名前を挙げることができなかった中で、衝撃を受ける投球だったのが明豊の大畑蓮投手と智弁和歌山2年の小林樹斗投手。大畑投手は角度のあるストレートが140キロ中盤を記録した。そして小林投手は力感のないフォームからものすごい速いと感じさせる球を投げ、147キロも記録した。中谷監督が期待する逸材という事で来年のドラフト上位候補としても期待をしたい。
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