春季兵庫大会では東洋大姫路の注目左腕・小林彪希投手が登板し、明石南を1点に抑えて完投勝利をあげた。
180cm左腕
兵庫県にも注目左腕がそろう。姫路南の照峰賢也投手が社を相手に完投勝利を挙げたが、東邦大姫路の小林彪希投手もこの日、明石南を相手に9回5安打13奪三振1失点で完投勝利を挙げた。
小林投手は180cmの左腕で143キロを投げ、腕のしなりがある投手。昨年までは精神的に脆さも見せていた。しかしこの日は6四球と制球に苦しむなど9回まで147球を投げたが、磨きをかけた変化球を駆使し、3回に許した1点のみに抑える粘りの投球を見せた。
小林投手は昨年まで監督に、「おまえで負けたと言われていた。見返そうと思いました」と話し、藤田監督は「ランナー出してからが課題だったが、よく粘ってくれた。マウンドに慣れてきた」と成長を見せたエースを評価した。
ストレートで勝負できるような投手になってくれば面白い。まずは春の大会での優勝をして、夏の甲子園出場を目指す。
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藤田明彦監督(62)は「以前は走者を出して、すぐに失点していた。最近は我慢ができている。左投手で球にキレがあり、肘の使い方が柔らかい。今後、伸びていく」と、将来性を高く評価している。
東洋大姫路3年ぶり春4強「粘れた」小林13奪三振 – 高校野球 : 日刊スポーツ 2019/4/29
試合後、藤田明彦監督(62)も「やっぱり勝つのは良いですね。ランナー出してからが課題だったが、よく粘ってくれた。マウンドに慣れてきた」と力投したエースをねぎらった。
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