滋賀学園の140キロ左腕、尾崎完太投手に巨人など3球団視察

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春季高校野球滋賀大会では、140キロを記録する左腕の滋賀学園・尾崎完太投手の投球に巨人など3球団のスカウトが視察した。

近江と対戦

滋賀大会決勝は昨年夏の甲子園ベスト4の近江と滋賀学園との対戦となった。近江の有馬諒捕手、林優樹投手、2年生遊撃手・土田龍空選手など注目選手がいる中で、滋賀学園にも140キロ左腕の尾崎完太投手、大型1番バッターの比嘉天佑選手などプロ注目選手がおり、この日は巨人など3球団のスカウトが視察した。

140キロ左腕の滋賀学園・尾崎投手は最速で139キロを記録したものの、4回までを投げて6安打で4失点し降板、「相手が近江ということで、力が入ってしまった。」と話し、スカウトの前で思うような投球は見せられなかった。「1人で投げ抜く体力と、制球力をつけていきたい」と夏に打倒近江を誓っていた。

尾崎投手と対戦した近江は3回、土田選手のタイムリー2ベースヒットや有馬選手のスクイズなどを奪って点差を広げ、4回までに4点を奪って降板させた。また、U18代表一次候補にも選出されている林投手は8回1/3を3安打無失点に抑え、4-0で勝利した。

林投手はキレの良い変化球が特に注目されるものの、投げ方も素晴らしくストレートの伸びも抜群。小柄な左腕投手だがプロを意識できる投手だろう。そしてこの大会は5試合すべてで登板し、前日5日の準決勝・綾羽戦でも149球を投げて完投していた。

連投のマウンドで見事な投球を見せたが、この試合の前には有馬捕手とストレートを中心に投げることを確認し、「直球を打たれたら自分の実力」と覚悟を決めてストレートを投げ込んだ。結果は強豪の滋賀学園をわずか3安打に抑えるピッチングとなった。今後、U18でも大事な場面で投げる事になりそうで、注目を続けたい。

2019年度-高校生投手-左投のドラフト候補リスト
2019年度-高校生-滋賀県のドラフト候補リスト

巨人など3球団が視察した中で最速139キロをマークしたものの、チームは3安打で完封負け。初優勝と初の近畿大会(25日開幕、奈良・佐藤薬品スタジアム)出場を逃した。「相手が近江ということで、力が入ってしまった。(夏までに)1人で投げ抜く体力と、制球力をつけていきたい」と、雪辱を誓った。

打線は滋賀学園のプロ注目左腕・尾崎完太(3年)を攻略した。初回に住谷湧也中堅手(3年)の適時二塁打で先制。3回は土田龍空(りゅうく)遊撃手(2年)の適時二塁打と、プロ注目で主将の有馬諒捕手(3年)がスクイズを決めて2点を加えた。4回は見市智哉二塁手(3年)の左前タイムリーで加点し、尾崎をこの回で降板させた。

「『変化球に頼らない』『直球を打たれたらそれは自分の実力』と試合前から(捕手の)有馬と確認してマウンドに上がりました」

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