佐々木朗希選手が4安打2打点、広島、DeNA、西武の3球団が視察

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春季高校野球岩手大会では、大船渡高校が高田高校と対戦し、注目の163キロ右腕・佐々木朗希投手は4番ライトで出場した。

4番ライト

大船渡の佐々木朗希選手はこの日、4番ライトで出場をした。初回、1アウト1,2塁の場面で打席に入ると、逆方向にライト前に運びタイムリーヒット、3回に第2打席は痛烈なショートへの内野安打を打った。

5回にたセンター前にヒットを打つとその後盗塁を決めた。そして7回にもレフト前にヒットを打ち、4打数4安打でヒットを広角に打ち分け、2打点を挙げる活躍を見せた。「投げないので少し気持ちは楽だった。打撃に集中できた。」と話した。佐々木選手は長打力の抜群で仙台育英との練習試合ではバックスクリーン弾を放っている。そして190cmながら50m5.9秒の足があり、この日も盗塁を決めていた。

この日は広島、横浜DeNA、埼玉西武の3球団のスカウトが視察、広島の近藤スカウトは「勝負強さを見せてくれた」と話し、打撃での評価をしていた。

和田投手好投

この日は背番号10の和田投手が先発し、8回までノーヒットに抑えてコールド勝利、参考記録ながら69球で3四死球、ノーヒットノーランを達成した。

和田投手は大船渡一中、Kボール選抜チームで佐々木投手とチームメイトで、「一緒に頑張れば甲子園に行ける」と話し、甲子園出場のために佐々木投手の負担を少しでも軽くするために成長をしている。

甲子園出場のためには、疲労が積み重なる夏の大会で佐々木投手を万全の状態で岩手大会決勝まで登板させることができるかとなる。和田投手が2番手としてしっかりを投げることができれば、甲子園出場の可能性は高くなる。大船渡は外野手にも課題があるが、佐々木選手が外野に入ることで守備力も高くなる。

大船渡高校の次戦は未定、9日に春季県大会の組み合わせ抽選が行われる。この大会でベスト8入りすれば、シード権が獲得でき、序盤で強豪と対戦する可能性は低くなる。

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「投げないので少し気持ちは楽だった。打撃に集中できた。チームとしても打って7点とれて良かった」と佐々木は笑顔で振り返った。
最速163キロを繰り出す強い体は打撃にも生きる。初回1死一、二塁では緩い球をひきつけ逆方向の右前へ運ぶ先制適時打。3回は「あれはショートゴロ」と言いながらも強烈な打球で内野安打。5回には中前適時打の後に二塁盗塁も決めた。7回も左前打と、広角に打ち分ける4打数4安打2打点。登板こそなかったが、潜在能力の高さをみせつけた。

投打二刀流で高いレベルを発揮する姿は、同郷の先輩、エンゼルス・大谷翔平投手(24)とも重なる。この日は広島、DeNA、西武の国内3球団が視察し、広島・近藤スカウトも「勝負強さをみせてくれた」と打者としても評価した。

「朗希(佐々木)が投げない中、チームの勝利だけを考え、変化球と直球をバランスよく投げられた。理想的な投球」と69球の投球を振り返った。佐々木とは岩手・大船渡一中、Kボール選抜チーム「オール気仙」でチームメート。「一緒に頑張れば甲子園に行ける。この代で行きたい」と意欲を示した。

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