横浜・及川雅貴投手に5球団10人スカウト、DeNA部長「良くなった」

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横浜高校は二松学舎大付と練習試合を行い、153キロ左腕・及川雅貴投手が先発し、3回を2安打無失点に抑えた。

最速145キロ

及川雅貴投手が先発をすると、最速145キロのストレートをテンポよく投げ込み、変化球を織り交ぜてある程度余裕のある投球を見せた。3回を投げて2安打無失点、無四球で投げ終えた。

この日は5球団10人のスカウトが視察に訪れ、横浜DeNAの吉田スカウト部長は「腕の振りも甲子園の時より良くなっている。これから上がってくるでしょう」と話し、春よりも状態が良くなっていると話した。

昨年は140キロ後半から150キロの速球を投げていたものの、リリーフで起用されて失点をするなどしていた。150キロのストレートと鋭いスライダーでバシバシと三振を奪うタイプだったが、本来は中学時のようにしなやかに伸びのあるストレートと変化球のコンビネーションで抑えていくタイプなのだと思う。

及川投手の復活は、球速が150キロ前後を投げられるようになったではなく、球速にとらわれず、テンポよく投げて抑えていけるようになった、という事だろう。その投球ができれば、最後の夏は先発で頼れる存在、エースとして活躍することができそうだ。

ドラフト的には、外れ1位を含めて1位で消えるのは間違いないとみられる。この夏の投球で、単独1位指名を狙ってくる球団が出てくるようなものを見せたい。

試合は9-6で横浜が勝利した。

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5球団10人のスカウトが見守る中、この日は最速145キロながらテンポ良く、変化球を織り交ぜ、相手強力打線を封じた。DeNA吉田スカウト部長は「腕の振りも甲子園の時より良くなっている。これから(球速も)上がってくるでしょう」と評価した。

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