大阪桐蔭と龍谷大平安が練習試合を行い、4-1で龍谷大平安が勝った。野沢秀伍投手が9回1失点で完投した。しかし・・・
監督嘆く
龍谷大平安の技巧派左腕・野沢秀伍投手は、立ち上がりからランナーを背負ったものの、持ち味の要所を締める投球で無失点を続ける。そして5回からはテンポが良くなり、7,8回は三者凡退に抑え、9回を投げて大阪桐蔭を1失点に抑えて完投した。守備陣のノーエラーで終えた。
原田監督は「守備は安定してきた。意味のある試合になった」と話し、野沢投手と守備には手ごたえを見せていたが、打線については「まだまだですね。打線は全然。打たなあかん人間が打ててない」と話し、打撃に喝を入れた。
一方、敗れた大阪桐蔭の西谷監督も「この時期にこんなことを言ったらダメですけど、まだ足らない」と話した。大阪桐蔭は昨年に春夏連覇し、じっくりと育ててきたそのメンバーがゴッソリと入れ替わった。3年生が主力で夏の甲子園を優勝したチームは、新チームのスタートが他の高校よりも遅れるため、翌年の連覇というのは非常に難しい。これまでも連覇というのは、1,2年生で優勝をしたメンバーが3年生でも優勝するというものが多い。
夏の甲子園100回大会で平成最後の優勝、2度目の春夏連覇を果たし、今年はその大きな壁に挑戦をしている大阪桐蔭だが、その壁にぶつかっている。それでも、チームのメンバーは全国から集まったすごいメンバーばかりで、1年生にも怪物クラスがいる。そして、昨年の根尾選手、藤原選手のストイックな練習を見てきた。
高校生はものすごく短い間に急成長する選手もいる。夏の戦いに注目したい。
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原田英彦監督(59)は「まだ全然。守備は安定してきた。意味のある試合になった」と手応えを感じていた。
原田英彦監督(59)は「まだまだですね。野沢は良い兆しが見えてきたけど、打線は全然。打たなあかん人間が打ててない」と厳しい言葉を口にした。
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