東海大札幌の149キロ右腕・小林珠維投手が、150キロの大台に乗せた。
背番号10
夏の高校野球、南北海道大会の札幌地区1回戦・とわの森三愛戦で小林珠維選手は、4番レフトでスタメン出場をしたが、7-0の7回1アウトからマウンドに上った。149キロを投げ、U18代表一次候補にも参加をしている投手だが背番号は10、春の大会では制球に苦しみ、リリーフで2試合に登板するだけに終わり、チームや監督の信頼を得られなかった。
この日もコールド勝利まであと2人という場面での登板で、信頼されているとは言えない。そして、1人目のバッターを抑えたものの、2人目にスライダーを運ばれてライト前にヒットを許す。鈴木一茶投手、2番手の高田投手がここまでノーヒットで抑えてきたが、相手に初ヒットを許し、「投球への準備が甘かった。流れを切ってしまって反省です」と、レフトの守備をしながら登板に備える難しさを感じていた。
それでも最後のバッターには自己最速の150キロを記録ストレートで空振り三振を奪った。ヒットは許したものの、この春に磨いてきた変化球などでストライク先行の投球を見せ、制球の課題は克服をした。大脇監督は「春よりは、です。この夏1戦1戦強くなっていけば」とまだ納得はしていないが期待を込めた。
北の150キロ右腕は甲子園出場を手にすることができるか、注目したい。
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札幌円山球場で行われた酪農学園大とわの森三愛との札幌地区1回戦で、7-0の7回裏1死からマウンドへ。1人目を二ゴロで打ち取るも、続く打者に甘く入ったスライダーを右前に運ばれた。最後は最速150キロの自慢の直球で空振り三振に仕留めたが「準備が甘く、自分の投球ができなかった」と首をかしげた。
最後の夏を背番号10で迎えた最速149キロ右腕は「冷静になってやらないと。夏の初戦で気持ちがちょっと前にいきすぎて体がついてこなかった」と反省しきりだった。
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