侍ジャパンU18代表は、グループBでアメリカ、台湾と共に3位以内を決めて突破した。これによりスーパーラウンドでは1勝1敗からスタートする。
1勝1敗スタート
スーパーラウンドでは一次ラウンドの勝敗が持ちこされる、侍ジャパンはアメリカに勝利したものの台湾に敗れているため1勝1敗の成績からのスタートとなり、グループAのチームを待ち受ける。
グループAは雨の影響で試合が消化されていない所もあるが、韓国は4勝1敗で突破を決めている。また、カナダが3勝1敗で続き、オーストラリアとオランダが2勝2敗で並ぶ。今日はオランダは中国との対戦となり、勝利する可能性が高い。また、カナダvsオーストラリアの試合があり、カナダが勝利すればカナダ、オランダが勝ち上がる。その場合、韓国は1敗をしているが、オーストラリアに敗れたもので、スーパーラウンドでは2勝0敗の成績を持ち越してのスタートとなる。
その場合のスーパーラウンドでは、アメリカ、韓国、カナダ、日本の争いとなるとみられるが、決勝ラウンドへの進出は、直接対決の勝敗の結果が大きい。日本は2勝0敗の韓国戦に勝つ必要があり、また、すでに敗れており直接対決ができない台湾よりも勝ち星を積み重ねる必要がある。
投手起用は
昨日はブルペンで佐々木朗希投手、奥川恭伸投手も登板するのではないかというくらい、捕手を座らせて強い球を投げていた。今日の1日で投球を仕上げ、スーパーラウンドでは登板できそうだ。
起用法だが、最も球の強い佐々木投手を先発に持ってきたとしても、先発して完投は難しいのではないかと考えられ、そうなると佐々木投手が降板した時に、西投手や飯塚投手がどんなにいい球を投げても通用しない可能性がある。やはり最後のリリーフとして起用したいのではないかと思う。
スーパーラウンドは仮に韓国、カナダ、オランダが出てきたとし、韓国戦では奥川投手をぶつけ、カナダ、オランダ戦には宮城投手、西投手を先発に起用したい。ただ、日程がまだ決まっていないが、決勝を見据えると奥川投手は5日か6日に登板をさせたい。韓国戦がいつになるかがポイントとなる。
先発は5回までを投げ、飯塚投手が早ければ6回から登板し、最後の2イニングは佐々木投手が投げるという形となりそうだ。リリーフでは林投手、宮城投手のワンポイントも考えられ、試合展開次第では前投手、浅田投手、池田投手の登板となる。
日付 | 勝敗 | 内容 | 先発・先発予想(球数) |
30日 | 〇4-2 | グループリーグ 対スペイン | 池田(62)、前(29)、飯塚(10) ※池田投手中1日 |
31日 | グループリーグ 対南アフリカ | 浅田(54)、林(16) ※浅田投手は中1日 | |
9月 1日 | グループリーグ 対アメリカ | 林(45)、西(44)、前(32)、飯塚(44)、宮城(14) | |
2日 | グループリーグ 対台湾 | 宮城(90)、西(2) | |
3日 | グループリーグ 対パナマ | 西(96) | |
4日 | 空き | ||
5日 | スーパーラウンド | 韓国戦:奥川恭伸 カナダ戦:宮城大弥 オランダ戦:西純矢 |
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6日 | スーパーラウンド | ||
7日 | スーパーラウンド | ||
8日 | 決勝・3位決定戦 | 奥川恭伸 |
打線は
武岡選手と遠藤選手がやや悩んでいる状態になっており、遠藤選手はパナマ戦で交代させられ、変わった宮城選手がきれいなヒットを打っていた。また4番の石川選手は勝負されることが少なくなりそうで、5番がポイントとなりそう。
1次ラウンドでは西純矢選手が2本のホームランを放っており、5番指名打者には登板のない時に西選手、宮城選手を入れたい。ひとまず5日は、3日に96球を投げた西選手が入りそうだ。
そうなるとパナマ戦でDHとなっていた熊田選手はショートに戻し、武岡選手をレフトに持っていくという形になりそうだ。1番・森選手、3番・韮澤選手、4番・石川選手がポイントとなる。
3日:パナマ戦 → 5日:予想
1中 森敬斗 → 1中 森敬斗
2遊 武岡龍世 → 2左 武岡龍世
3一 韮澤雄也 → 3一 韮澤雄也
4三 石川昂弥 → 4三 石川昂弥
5左 遠藤成 → 5指 西純矢
6指 熊田任洋 → 6遊 熊田任洋
7右 横山陽樹 → 7右 横山陽樹
8捕 水上桂 → 8捕 水上桂
9二 坂下翔馬 → 9二 坂下翔馬
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