健大高崎・下慎之介投手に西武編成D「十分可能性ある」

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明治神宮大会が開幕し、第1試合では健大高崎が倉敷商に延長タイブレークの末勝利した。182cmの長身左腕・下慎之介投手が10回1失点の好投を見せ、プロのスカウトも注目した。

11奪三振

下慎之介投手は182cmの長身左腕で球速も130キロを超す速球を投げる。また右バッターのひざ元に食い込むスライダーを巧みに使い、カーブ、スプリットも安心して見ていられる安定感のある球となっている。

この日は「今日はいつも以上に調子が良かった。ブルペンから低めにボールが集まっていた」と話した通り、10回を投げて11個の三振を奪い、ランナーを出しても失点の気配をなかなか見せなかった。犠牲フライで1点を失ったものの、タイブレークの10回までも完投し、10回5安打11奪三振3四死球で1失点で勝利した。

この左腕にスタンドで見ていた埼玉西武の潮崎編成ディレクターは「体が大きいし、十分可能性はある」と話して評価した。高橋光成投手、今井投手など北関東の投手が活躍をする埼玉西武としては、来年の成長次第で指名の可能性が高そうな投手だ。

攻撃では倉敷商の投手から11個の四死球を与えられ、特に4番の1年生・小澤周平選手は4四死球と勝負されなかったものの9回までに1失点に抑えられた。タイブレークの10回に相手のエラーから流れが変わり、5番・山本選手の満塁弾で最後は大きく点差が開いたが課題は残した。ただし、県大会も関東大会もこのような形で終盤に逆転などで勝ってきたチームだけに、いつも通りと言えばいつも通りかもしれない。

次戦は九州王者の明豊と対戦する。

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右打者の膝元を突く直球とスライダー、カーブ、スプリットを交えて11奪三振。「今日はいつも以上に調子が良かった。ブルペンから低めにボールが集まっていた」と笑顔を見せた。この力投に打線はタイブレークに突入した10回に一挙6点を挙げ応えた。西武の潮崎哲也編成ディレクターは「体が大きいし、十分可能性はある」と評価していた。

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