北海の145キロ左腕・木村大成投手が3回4K、6球団視察しヤクルト「仕上がっている」

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センバツに出場する北海高校が武相高と練習試合を行い、3回ノーヒット4奪三振の素晴らしい投球を見せた。この試合には6球団のスカウトが視察をしている。

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143キロ記録

木村大成投手はこの日、最速は143キロを記録した。チェンジアップも試し、3回を投げてノーヒット、3回に2つの三振を奪うなど4奪三振で無失点に抑えた。許したのは死球とエラーのランナーだけだった。

「久しぶりの練習試合で、自分の思っているところにいかなかった。追い込んでから、デッドボールにしたり、下半身と上半身のバランスがよくなくて、徐々によくなった」と反省も口にしたが、チェンジアップについては「チェンジアップで空振りを取れたのは冬場の成果」と話した。

この日は6球団のスカウトが視察をしたが、東京ヤクルトの度会スカウトは「初実戦の割には仕上がっている」と評価した。平川敦監督は、「最初なので、木村は2回ぐらいでと思ったけど、1回に球数が少なくて、三回まで行ったら、いい感じになっていた。これからですね」と話した。

この日は宮下朝陽選手も2ベースヒットを打つなど結果を出し、6-3で勝利をした。センバツに向けて関東、関西で10試合を行い、初戦に向けて力を出せるように仕上げていく。

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この日は中日など6球団のスカウトが視察。ヤクルトの度会スカウトが「初実戦のわりには仕上がっている」と話すなど、180センチ左腕への期待も高まった。同じくプロ注目遊撃手の4番、宮下朝陽内野手(3年)も一挙6点の口火となる左翼への二塁打を放って好発進。試合は北海が6―3で勝った。

試合後は、木村はこう反省した。ふだんは、平坦な学校の人工芝の室内練習場でのキャッチボールが多く、札幌ドームなど室内のブルペンで投げることもあったが、対打者となると約4カ月ぶり。視察した6球団の関東のスカウトへの“お披露目戦”で、スピードガンでは142キロを計時した。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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